静まりかえる石筵ふれあい牧場

22日(金)、急に孫娘の子守をするようになった。何処に行こうかと思案していると、郡山市熱海町石筵字萩岡、郡山石筵ふれあい牧場が現在無料開放していることに気付く。此処は家から凡そ30分程なので丁度良い距離感だ。

12月になると来春まで冬季休業となり、その前の11/11~11/30は無料となる。無料期間は各アトラクションが制限される。詳しくは「郡山石筵ふれあい牧場」のHPを参照のこと。

山々は落葉し冬の様相となっていた。子供が小さい頃に何度か来たが、入場するのは何年、いや何十年ぶりになるだろう。売店は開いておりソフトクリームを食べた。価格はややお高めの430円だが、コーンが大きく盛りが良い。そして甘あっさりした風味が美味かった。


孫娘は馬やヤギにキャーキャー騒ぎながらら餌を与えてる、因みに餌はカップに入ったニンジンで200円だった思うが、一個では足らず三個買った。孫娘はウサギに触りたかったようだが、寒いからかウサギは屋外に出していないようだ。

バーベキューを行う家屋も今はひっそりとしている。子育ては二度行うと聞くが、孫は責任感がなくて楽といえば楽。併し走り回って姿が見えなくなると探すのに一苦労するなど、実際二月には孫守りの最中に転んで骨折するし、年寄りは身体が付いて行かないのである。


朔風払葉」~ F8・SS1/400・ISO400 ~


牧場内を散策すると目を惹く光景があった。長めの体毛とこじんまりとしたこの馬の種類は何だろう。そして斜めに傾く地表に枯れ紅葉の樹木と写欲をそそられる。車には常にデジイチを積んでいる。とはいえそれは旧い機種+ちょっとカビが生えた標準ズームのレンズだ。カビが生えていても例えば陽射しが直に入る以外なら支障はなく、旧い機種は旧い也に色乗りが良かったりする。


絞り優先、且つ手持ちなので水平に気を付けながら数カット撮る。家屋が並ぶ吹き溜まりなどには落ち葉が重なっているが、このような場所ではタイトルのように北風が落ち葉を吹き飛ばしてしまうのだろう。


訪れたのは金曜日、私たちの他には入れ替わりで一組がやって来たのみで、小春日和の陽光の中、静けさとちょっとした寂しさが広がる牧場の様子は冬への前奏曲のようだった。


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