岩子漁港の朝

23日(土)、只見線の撮影が続き10/13以来ぶりに相馬市岩子字長谷地の岩子漁港へ向かう。到着は05:00、晴れ渡った空は良いのだが、上空に雲は全く現れず朝焼けは期待できない。

雲の存在がないとドラマティック性は無くなり在り来たりの画像になってしまう。残念に思いながら撮影を続けるがいまひとつ意欲が湧かない。


下画像は九月末に転んで肋骨骨折とカメラ機材を壊した場所。こうしてみると然程じゃないが、それ也に傾斜があって水際には藻が蔓延りそれで足を滑らせた。一度そんなことを経験するとオドオドした足取りになり、そいったことも撮影意欲に関連しているのかも知れない。


「ひとり鴇色 ①」~ F8・SS5・ISO100 ~


「ひとり鴇色 ②」~ F8・SS2.5・ISO100 ~


そんな状態で撮った二枚。①②とも1/2分割となっている‥いや、雲があれば下1/3になっていたかも知れないといったどっち付かずの内容だ。従って次週も来ようと思うところだが、水面、長露光などの撮影には欠かせないフィルターワークが億劫というか面倒になっている。


撮影地一帯は潟湖であり、画像のように暗い内なら各フィルターが無くてもOKだが、日の出間近は必要になってくる。そんなこともあり矢張り意欲の無さに早々と撮影を切り上げる。


他には近くの宇多川を周るが、簗場が作られており思う景観が撮影出来なかった。さてこの日は釣り船などの出港がなくとても静かな朝だった。海岸は波の音が時として五月蠅く感じることもある。併しながら先述したように潟湖の朝は静かで美しく、それが足を運ぶ最大の理由だったりする。


相馬での撮影を終えた後、いつもなら南下していわき方面に向かうのだが、イマイチ気乗りせず帰宅したのだが‥。


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