いわき市常磐 梅林寺+etc

17日(日)、相馬市尾浜字松川の鵜の尾埼灯台で日の出を撮ろうと出掛ける。雲がなく朝焼けにならずちょっと残念ではあるが、太陽が昇り波の形状を捉えつつ撮影枚数を重ねる。

夜明け前から数台の車が停まっており、撮影かなぁ‥と思っても人影はなし。そして夜が明けると更に車が増え彼等はサーフィンが目的だった。


彼 岸」~ F10・SS1.6・ISO200・C-PL+ND100 ~


日の出撮影は太陽が白トビしないよう早めの露光になる。併しながらそうなると波の表情が画一化し、長露光好きとしては面白くない。そこで今回はコンセプトという程ではないが、長露光による日の出撮影を試みる。とはいえ30秒などでは太陽に動きが生じ、プチ長露光とでもいうのか1秒前後でそれに適したNDフィルターを選択した。


寄せ波、引き波、そして太陽の位置や灯台照明のタイミングなどなど、時間的にゆっくりと景観を吟味する余裕はなく、シャッターを切る回数が増える。撮影後は太陽に染まる波の流し撮り行う。


「朱に交わればRED ①」~ F8・SS1・ISO100・C-PL+ND400 ~


「朱に交わればRED ②」~ F8・SS1/4・ISO100・C-PL+ND400 ~


波の流し撮りは時々行うがND8を使うことが多い。併し今回は完全な逆光となりND400を使用した。レンズは中望遠~望遠帯を使う。逆光且つND400での撮影は始めてのこととなり、かなり抽象的な内容となってしまった。撮影上コントラストが甘くなるので色調共々補正を行う。


続いて毎春撮影を行ういわき市常磐水野谷町千代鶴の梅林寺へ向う。まだ咲いていないのかと思いきや、住職の話しでは今年は早く咲き始め先週が見頃だったとのこと。

彼岸の入りとなり多くの方々がお墓の掃除に来ていた。下画像が毎年撮る梅だが既に散ってしまい今年は見送り、それでも花が残っている木々を見つけ撮影する。


「色ハ匂ヘド 散リヌルヲ」~ F8・SS1/10・ISO100・C-PL ~


あまりにも普通というのか、特徴のない内容となってしまった。ボカシ加工を微細に施し明暗を整える。ほぼ散ってしまった花が多い中、それでも甘い匂いが大いに香っていた。


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