驟雪の奥会津・・・午前の部

07日(日)、今年初の只見線撮影に向かいました。暫く雪が降っていないとは聞いていたが、会津若松市内は元より三島町や金山町でもほぼ雪が消え、ちょっとした山道なら車で入って行けそうな景観となっていました。今回の撮影記は午前と午後の二部になります。

いつもなら三島町や金山町で午前中の便を撮るのだが、雪景色を求め最初に只見町方面へと行ってみました。予想通り只見町に近付くに連れ積雪は多くなるものの、本来の冬景色とは比べものにはなりません。


画像は南会津郡只見町大字蒲生字上原の蒲生川橋梁だが、イメージとしては単車両を撮りたいので別の場所へ移動します。右の矢印は会津蒲生駅、左は真奈川踏切です。踏切の先にも家屋はあるが、人は住んでいないのか踏切は冬季閉鎖になっています。とはいえ何かしらの用があるのか、地元の老人が踏切を越えずっと奥の方まで歩いて行きました。

ということで大沼郡金山町大字大塩字沢ノ目の会津大塩駅に向かい、07:35発の上り426Dを撮ることにしました。小出駅からのこの始発便は二両目が東北色でした。写真としてはリサーチ不足でブログにupするには至らなかったが、この便は会津若松駅で折り返し先頭車両が東北色になります。従ってそれを活かす場所を既に考え始めていました。


Monochromeの乾いた汽笛響く朝」~ F10・SS1/200・ISO250 ~


蒲生川橋梁へ戻りました。車両は08:58頃通過の下り423D。昨秋、三両編成の只見線満喫号を此処で撮ったが、その際に背景となる蒲生岳を全て撮り込むか否か迷いました。迷うなら最初から全てフレーミングする考えで今回は撮影した次第だが、イメージ的に単車両の方が今の只見線らしいかと画作りしました。欲をいえば首都圏色の赤い車両の通過を願うも、こればかりは思うように行きません。


只見方面では先程の426Dとこの423Dの二便を撮ると午前中は終わりになる。列車を追い掛けながら撮る手段もあるが、構図などをじっくり決めたい私はあまり得意ではない。そもそも本数の少ない只見線は乗るのも撮るのも不便さを楽しむ路線だと分かってはいるが、矢張りこの本数の少なさにより午前中の撮影は会津若松駅~会津川口駅の頻度が高くなる。


さて会津川口駅周辺では午前中最後の便に間に合いそうなので、大沼郡金山町大字大志字根柄巻から縦構図で通過を待つ。年末にも撮ったが、その際は中途半端に雪が残っており景観がイマイチでした。


冬枯れの鉄路」~ F10・SS1/200・ISO640 ~


車両は09:38頃通過の下り425D、首都圏色が先頭でした。先に雪が中途半端と記したが無いなら無いで線路脇の枯れ草にも寒々とした季節感を覚え、これはこれで好みだったりする。


以上で午前の便は終わりです。先述したように朝から只見側で撮ると今回のように撮って三本でしょうか。さて首都圏色の427Dは会津川口駅で折り返すので、それを何処で撮るか考えながら暫し休憩とします。


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