初雪撮影

30日(木)、先週末辺りから奥会津の雪の便りが届くようになりました。そして月末には猪苗代や裏磐梯でだいぶ降ったようだ。そんな訳で今季初の雪景色を見ようと出掛けてみれば、確かに猪苗代湖周辺は30cm程の積雪なっていました。


個人的に冬を感じるのは景色だけではなく、例えば国道49号線と県道33号線が交差する会津若松市河東町浅山字大石の高塚団地入口交差点の信号機もその一つ。何れの道も登坂なので赤信号で止まり動けなくなることを避けるためか春先まで点滅信号になる。

会津若松市内に雪はなく、奥会津方面も思ったほどではありませんでした。画像はお馴染みの大志集落。冷たい霙が降っており第四只見川橋梁の俯瞰ポイントなども車で行けたが、ちょっとでも高い山々では雪となりそれ也に積もっていました。

折角なので中川集落を見下ろす、大沼郡金山町大字中川字下居平で撮ってみようと思いました。以前は新緑・晩秋・初冬と撮っていた場所なのだが、今年は足元の斜面に伸びた雑草と木々により線路が見えない状況でした。この時期になれば如何なものかと来てみたのだが、枯れて見通しは効くものの荒涼とした景観となっています。

車両の通過待ちをしていると予想だにしていなかった踏切の警報機が鳴りました。急遽カメラに向かえば画像の車両が下り方面へ通過しました。通過時間は12:13頃です。


この車両は”East i-D”と呼ばれるキヤE193系気動車、試9421Dです。狭軌かつ非電化区間の検測を目的とする車両だが、只見線は設備補修工事で12/04から12/08まで会津坂下駅と只見駅間で終日運休となり、それに関連しての運行かどうかは不明。


「冬が始まる」~ F10・SS1/250・ISO500 ~


”East i-D”通過から約20分後の12:36頃、上り428Dがやって来ました。普段からトリミングはあまり行わないけれど、あまりにも殺伐とした内容なので右側と上下を省きました。こんな状態なので画像のキハE120の派手なカラーリングが適していたかも知れません。


この画像でも下部の木々が邪魔になっていることが分かるように、伐採して欲しいなぁ‥と、切実に思います。此処だけじゃないが撮影に出られなかった昨年以降、久々にあちこちに立ってみると木々の成長が著しく見えていたものが見えなくなっていました。


428Dの撮影後、第一・第二・第三只見川橋梁を周るが山々に雪は無く、河沼郡柳津町大字細八字大巻甲で撮ることにしました。「11/18」にも撮った柿の木だが、その際は白矢印の家屋周辺が立ち位置でした。因みに赤矢印は第二旧柳津街道踏切です。


霙るゝや大地も眠るこの日ころ」~ F8・SS1/250・ISO640 ~


車両は14:02頃通過の下り427D。左側には家屋があり、それらを省いてフレーミングしたからかやや窮屈な感じです。氷雨と時折り吹く強風の中で何とか撮れたが、特に先頭車両前部の描写が宜しくないです。


平日なので午後一の上下便を撮って帰路に付きました。取り敢えず二便の画像をupするがイマイチ感が拭えません。それは雨の撮影は濡れることを嫌い、手抜きというか観察力も発揮されていないような感じです。この先はますます寒くなり雪も降り、つまりは観察力もない手抜きの画像を多産するようになるかも知れない。


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