小春日和の午後

16日(木)、車のフロントガラスが真っ白になり、昨日から尚のこと寒い朝となりました。それでも日中は小春日和の暖かさになり11日の撮り直しで第二只見川橋梁へ向かいます。

時間があるので途中あちこちをロケハンしました。この画像は会津美里町の蓋沼森林公園、旧道側ゲート付近からの眺めです。久々に来てみたのが此処も木々が伸び見通しが悪いです。この日の県内は濃霧注意報が出ており、会津盆地でも放射霧が発生したのでしょうか昼近くになっても雲が垂れ込めていました。

この画像は会津坂下町大字船杉字北杉大道上乙になります。以前は「2021/03/07」の画像のように雪が積もる前後の時期に撮っていたのだが、残念ながら昨年だったか電柱・電線が設置され、暫しこの場に立ち電柱・電線を省く構図を試案してみるがちょっと難しそうです。

これは柳津小・中学校近くの長倉街道踏切です。柿の木があり今まで何度か撮ってみたもののなかなか思うように行きませんでした。この一帯の踏切沿い、車窓越しにはなかなか良さそうなのだが、実際に車から降りて眺めると画作りの難易度が高そうです。

さてあちこちを散策後に大沼郡三島町大字名入字上居平の第二野沢街道踏切・第二只見川橋梁へ向かいました。山々にはまだまだ緑の木々が多く今年の紅葉は矢張りおかしいです。こうして画像を見る限りでは秋といった雰囲気じゃないように感じます。


小春日和の午後 op.1」~ F14・SS1/320・ISO320 ~


車両は13:00頃通過の上り428D。この立ち位置そしてこの時間に天候が良いということは逆光になり、それは想定内というか露出や後の現像なども凡その検討を付けていました。但し絞りはピントを柿の木or列車の何れに置くかにより現場で決めるつもりでした。


こういった内容の場合、私的には列車にピントを置くことが多いです。状況や景観などによって違いはあるが特に前ボケを必要としません。かといってカチカチの描写も好みではなかったりします。尚11日の画像は削除しました。


等倍で見ると分かるのだが、雪のような桜の花びらのようなものが舞ってるというか散っているというか、これって雪虫と云われる生物なのだろうか‥。


続いて428Dを撮った第二野沢街道踏切から約450mほど離れた第一野沢街道踏切周辺にて、約一時間半後に通過する下り427Dを撮ります。住所は大沼郡三島町大字名入字根岸居平、会津西方駅の直近です。いつもの道すがら民家の庭先にある矢印の柿の木に目が止まりました。


小春日和の午後 op.2」~ F10・SS1/400・ISO400 ~


↓動画でご覧頂けるように民家が入り込んでしまうので縦構図としました。この構図の中に列車や柿の木をどう置くか、あれやこれやと試行錯誤を繰り返している内に時間は過ぎ警報機が鳴りました。やや窮屈な構成かもだがこれ以上引くと空の面積が意味なく多くなり、左右の家屋や雑木なども入り込んでしまいます。


民家の庭先にある線路。柵などはなく小さい子供が居たら気が気じゃないだろうと思います。私の家は線路まで距離があるが、ローカル線ならではの光景と云えるかも知れません。因みに今回撮った午後一の上下便、平日ながら乗車率は高いように見えました。


さて只見線の車両が熊と衝突したようです。以下はテレビユー福島の記事から引用です。


・・・15日午後6時35分頃、福島県金山町のJR只見線で、会津横田駅から会津越川駅に向けて走行中の列車が、線路内に侵入したクマ1頭(体長不明)と衝突する事故がありました。JR東日本によりますと、列車の乗客や乗務員にけがはありませんでした。


衝突したクマは、線路内で死んでいるのが確認されましたが、周囲は暗く、別のクマがいる可能性があったため、16日朝に撤去したということです。この事故のため、列車3本が運休、1本が遅延し、計42人に影響が出たということです・・・


文面から察すると衝突した車両は上り434Dだが、進行出来ないということは只見駅へ引き返したのだろうか。何れにせよこの事故により翌朝の運行に大きく影響した模様です。会津横田駅~会津越川駅間は集落沿いに線路があるのだが、ニュースで見聞きするように今年は民家の軒先まで熊が出没し各地で被害が発生している。11日もこの辺りを散策しており山中でなくとも朝夕は特に注意しないと危険ということになります。


@タイトルをクリックするとフォト蔵の大きな画像(別窓)が開きます。