相馬郡新地町 大戸浜の初日の出

01日(月)、今年の初撮りは初日の出撮影となりました。行き先は一昨年も訪れた相馬郡新地町大戸浜字北中磯塩入の大戸浜です。今年はサマオクも同行しています。此処に来る前に相馬市尾浜字松川のカゲスカ海岸に寄ってみたところ、例年にない車の台数に驚きました。

緑丸部のカゲスカ海岸周辺、一月の太陽は赤線のように白矢印の鵜ノ尾埼灯台がある岬の陰から登ります。従って水平線からの日の出を見るとなれば赤矢印の堤防先端に立つ必要があるのだが、久しくそこは立ち入り禁止となっており果たして皆さんはどうしたのだろうか。

大戸浜の画像です。この海岸は県道38号線、通称相馬亘理線沿いとなり3.11の震災前は道路と砂浜がほぼ同じ海抜でとてもアクセスし易い場所だった。併し津波により周辺の家屋は流され景観が変わる。その後長らく行われていた嵩上げ工事が終わり、現在は海岸より3mほど高い道路となりました。

一昨年の初日の出撮影は空振りに終わりました。それ以前は海岸のテトラポットに打ち寄せる波の様が面白く、何度か撮ったことがあります。

満潮時間に近く波も高いです。一昨年はこれ程の人出は無く穴場スポットだったのだが、駐車場から直ぐ海岸という手軽さが徐々に知れ渡ったのか、帰省中と思われる他県Noの車も多かったです。因みにこの海岸での海水浴は不可となっています。


L’horizon dore」~ F18・SS1.3・ISO100・ND100 ~


私的な日の出の撮影は早めのSSで暗い露出とし、太陽の姿をくっきり描写する方法が多かったが、今回はND100を使っての撮影縛りと決めていました。その条件で失敗したらしたで反省するのみだが、何とかブログにupできる内容となりました。


ND100を使った理由の一番は波の表情です。これは個人の相違になるが波飛沫よりベタ波の方が好みだったりします。その波が砂浜に寄せるタイミングを見計らいながらシャッター切りました。いつも以上に絞ったので空の部分にセンサーの汚れが多数写り込んでおり、現像時に消去したがセンサークリーニングを即行うことにします。


彼方に見えるクレーンは相馬郡新地町今泉字新港の福島天然ガス発電所です。建屋の照明が新しくなったのか、とても煌びやかになり工場夜景として何れ撮影を試みます。


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