二本松市若宮 ”支那そば やまき”

七月末以来になる”支那そば やまき”です。現在市内の霞ヶ城公園では二本松の菊人形が開催されており、二本松ICから”支那そば やまき”周辺が意図せず渋滞になることがあります。

平日でも混むので開店15分前には到着するようにしています。

メニューは醤油、味噌、塩の他に麻辣そばや具なしラーメン、そしてチャーシュー丼や焼き飯などがあります。前回と比べチャーシューメンが50円、大盛りが70円の値上げとなっていました。その他のメニューもその幅は色々だが上がっています。

店内は小上がり六~八人席×二卓、カウンター六席とそんなに広くはありませんが、夫婦二人での切り盛りにはちょうど良いのかも知れません。

チャーシューメン(醤油) @1.200円+大盛り @150円


正月屋の特徴である海苔とカイワレ、そして正にチャーシューメンといった素晴らしいビジュアルです。チャーシューはロースとバラ、若しくはそれらの相盛りを選べ、私は毎度の相盛りです。何れも適度な噛み心地に相まって燻った香りが頗る美味です。画像からお分かりのように、低温調理されたチャーシューは時として臭みを感じることがあるものの、それらは全く無くバラも脂っぽくはありません。


スープは適度な油膜が熱さを持続させつつ、丁寧に作られた出汁の風味が効いてます。そしてフッと鼻先を抜ける醤油の旨味が良いです。ただ前回よりその旨味やコク、そして塩気が一歩後退したような印象で、あっさり感が強く出ているような味わいです。併しながらこれは舌のせいもあるし、その日の仕込み具合などで変わってくると思う。

中細ストレート麺は噛み応えがありスープと絡みます。基本的には縮れ麺を好むのだが、小麦の香り立つストレート麺もラーメンを食べているといった感覚でとても美味いです。ただどうだろか贅沢な言い分なのだが、美味いものも慣れてしまうと物足りなくなりちょっとした進化を求めたりするのも事実だったりする。


二本松市若宮1丁目334-6 水曜定休