国道459号線にて裏磐梯へ向かう際、毎度気になっていた”山の駅食堂”を初訪問しました。昼時は混んでいるので味に期待します。

メニューは麺類中心の内容となっており、中でもとまとラーメンがお奨めのようです。他にはソースカツ丼、から揚げ定食、馬刺し、冬季限定ワカサギの天ぷらや網焼きなど。それにしても観光地故かやや強気の価格設定が気になる。

外観のイメージに反して広い店内は地元の野菜や物産なども販売されており、コーヒーやシイタケ及びゴボウ茶などセルフで自由に飲める。客席は二人席テーブル×一卓、四人席テーブル×四卓、小上がり四人席×三卓。

肉中華そば ＠1.210円

セオリー通り初の店なのでチャーシュー麺をオーダーする。極厚のチャーシューと太いメンマからなるインパクト強しの丼ぶりを眺めながらまずはスープを一口啜るが、どうもピントきません。コクや深みなどが希薄で不味くはないがそれ以上の何かは感じられない。

中太やや縮れ麺はモチモチ感が強く、私的には硬すぎると感じた。さて極厚チャーシューはホロホロとした食感でとても良いのだが妙に甘い。その甘さとは味付けが薄いとかの種ではなく、糖質の甘さであり食べ進む内に口内も胃もクドクなる。ちょっと救われるのはスープに刻み玉ねぎが浮いており、このコリコリ感で僅かながら中和されるような気がする。

焼き餃子 ＠500円

ニンニクは抑えられてはいるものの、中身ぎっしりの大きい餃子。これは良かったです。そのぎっしり熱々の餡が更に旨さを助長しているように感じた。

激うまっ！とまとラーメン ＠1.070円

サマオクオーダーのとまとラーメン。煮玉子やチーズなどなどこれもインパクト強しで旨そうだが、サマオク曰く味が甘いらしい。ちょっとスープを啜ってみたが、もしかして玉子の茹で汁をスープに使うのか、玉子臭さが舌に残る。

という訳で食べ終えた率直な感想として二度目はないかな‥という結論になる。糖質の甘いチャーシューもさることながら、この価格なら専門店のチャーシュー麺を大盛りで食べることが可能であり、その方が味覚的にも優れている。

耶麻郡猪苗代町字山神原7082-1 木曜定休