昨年八月以来の”とらや分店 村田や”、変わらぬ人気ぶりに平日ながら開店前から人待ちが出来てます。昔と違い今は入口で名前と人数を書き、並ばずとも順番待ちが出来る。

メニューは醤油ベースのシンプルな内容。大盛り価格が青文字で記載されている。天上の高さや中央の大きなテーブルなど、ミニとら食堂といった店内。客席はその中央の十人席テーブル、二人席テーブル×二卓、小上がり四人席×三卓、カウンター三席となるが、コロナ対策で満席にはならないよう客の入りを調整しているようだ。

焼豚(チャーシュー)メン 大盛り ＠1.110円

毎度変わらずのチャーシューメン大盛りであります。そのビジュアルは白河ラーメンそのもので、お約束のバラ、モモ、カブリと三種のチャーシューに食をそそられます。そして透明感のあるスープを啜ればシンプルながら深い味わい‥と、行きたいが、今回は醤油の味が先に立ってやや角々しく、丸みのあるすっきりしたコクがイマイチ感じられない。

そういえば何年か前の夏、そして昨年の八月に食した際も同じよう風味というのか、しょっぱさを感じたのだが、もしかして夏季は仕様を変えるのだろうか。

白河ラーメンの特徴は中太ちぢれ麺のピロピロした食感だと思うが、硬くはないものもプツプツした歯応えが残り、それが醤油の味を更に際立たせる。こうなると秋以降にまた試食し、私の味覚がおかしいのか否か試したくなる。

さてこの店の店主はいつも元気だ。小声で何を言ってるの聴こえなかったり、そもそも無言だったりの店もあるが、ハキハキとした応対は気持ちが良い。

田村郡三春町大字斎藤字場上田242-1 火曜定休 (祝日の際は翌日休み)