第一只見川橋梁、今年初の川霧を見る

17日(日)、早朝より奥会津に向かう。第一の目的は宮下ダム付近で一昨日撮った画像のリベンジだが、その前に大沼郡三島町大字桧原字下三平から第一只見川橋梁を眺める。三月末、枯れ山の景観を撮ったが、現在は言葉通りの青葉繁れる状態となっていた。

到着すると川霧が立っていました。とはいえその様はまだまだで流れては現れ列車通過時には殆ど無くなってしまったが、今年も霧の状態に一喜一憂する季節がいよいよやって来たなと思いを新たにする。


「緑 峡」~ F8・SS1/160・ISO400 ~


車両は06:06頃通過の上り422D。川霧は消えてしまったが風はなく川面は穏やかであり、まあまあの写り込み状態となる。以前も書いたが新緑に新車両のカラーリングは結構マッチすると思うのは私だけか。縦か横かで構図を迷ったが今回は横を選択。オーソドックスな内容ではあるが、薄っすらと残る川霧と山々の緑が印象に残る美しさだった。


第一橋梁から大沼郡三島町大字桑原字古和滝、宮下ダム周辺へ向かう。まずは上画像、東側から第一及び第二左靱橋梁を07:34頃通過する上り424Dを撮り速やかに場所移動。この日の目的である六分後の07:41頃通過の下り423Dを西側から撮る。


結果として423Dの撮影は雲行きが芳しくなく、撮るには撮ったがupを見送ることにした。因みに金曜日に失敗した連写モードの切り替えはしっかり確認した。


風渡ル」~ F13・SS1/200・ISO640 ~


東側からの撮影は右側を流れる只見川をどの程度撮り込むか毎度思案する。今回は繁る葉々をメインに画作りし只見川の面積を極力少なくした。また列車が近付くに連れ線路上の枝々に隠れてしまうため、道神トンネルから出て間もない位置の画像を選択した。


続いて先の西側下り423Dの折り返し便となる、上り426Dを大沼郡会津美里町八木沢字七窪の蓋沼森林公園から撮ろうと向かう。併し新型コロナウィルスの影響で公園への道は閉鎖されており、旧道から登っても上画像のような状態だった。従ってその旧道の途中、大沼郡会津美里町雀林字前坂からの撮影を行う。


銀田ヲ行ク」~ F11・SS1/320・ISO200 ~


車両通過は10:10頃。こうして見ると線路が何処か分からず双眼鏡で確認しながら構図を決める。そして何よりの田んぼの水鏡は露光の設定が面倒で、陽射しがある無しでその調整が大きく異なり、C-PL装着などなど通過間近まで撮っては確認を続けた。


ややアンダーで撮っているため露出や色合いなど撮影後の現像に委ねる部分が多々あり、まずは車両の明るさを調整、更に全体的なコントラストと色合いを補正する。


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