白河市大信、大信不動滝も昨秋の雨被害か‥

12日(金)、白河市大信隈戸字田ノ沢の大信不動滝、本来は新緑の頃の早朝に来たかったのだが、この日は曇りということもあり09:00頃に家を出る。

数年前に新しくなった白河市大信隈戸大信隈戸国有林57林班の「聖ケ岩ふるさとの森ビジターセンター」。昔は此処で住所氏名を記入することになっていた。

大信不動滝は羽鳥湖より灌漑用水を引水する隈戸川にあり、農繁期は白河地域・矢吹地域への農業用水として豪快な流れとなる。隈戸川沿いの遊歩道を行くと毎度の”マムシ注意!”の標識。これを見ると自然に足早になります w

不動滝に到着し見渡せば奥の方には水が流れていない。これだけ水量があるのにおかしいな‥と、よくよく滝の上側を見る。すると下画像、滝上部の崖が崩落し土砂や木々が赤線部に留まり水流を邪魔しているようだ。おそらこれも先週訪れた達沢不動滝同様、昨秋の大雨による被害だと思われ残念な景観となっている。


「繁 吹」~ F14・SS1/8・ISO250・C-PL+ND8 ~


その景観故、撮影するか否か迷ったが、これも今の現状ということで撮ることにした。最初に曇りなので出向いたと記したが、それでも時折り陽が射す。実はこの滝、陽射しが入ると激しい輝度差が生じ撮影が難しく、雲に陰るタイミングを待つ。加えて一分も立っていればびしょ濡れになるほどの飛沫があり、機材を覆いながら構図や露出を決め即座に撮りそして覆うの繰り返しになる。言い換えればその飛沫により、毎度立ち位置が限られるてしまうことが否めない。


水流が雲や綿のような描写になることを避け、川面の流れも意識したSSとフィルターを選択する。現像の際、水流の色合いに留意、今回も見た目に近くなるように補正を行う。


続いて先々週撮影を行った石川郡浅川町大字城山の城山公園へ行く。此処から水郡線を見下ろすのだが二週間前は光に恵まれずだった。併しその景観は二週間で銀田から緑田とすっかり変わってしまい、全く異なる感覚での撮影だった。


先々週の撮影の際13:00過ぎに上りの回送車両が通過、そのことをすっかり忘れ車内で待機していると13:19頃に走行音が聞こえ、咄嗟に手持ちで撮った画像もupする。


緑田ヲ行ク ①」~ F13・SS1/250・ISO320 ~


「緑田ヲ行ク ②」~ F13・SS1/125・ISO200 ~


①は先々週と同様14:41頃通過上り328D。撮影時間が前後するが②は13:19頃通過の上り回送車両で、何れも影が生じない曇りのフラットな光線だった。


②は突然の撮影なので如何とも仕方ないが、①はじっくりと考慮し横構図を選択した。結果的にその横構図が当たりだったのか、先々週は一両編成であった328Dが二両編成で通過する。現像は田んぼの色合い、全体の明度を+補正、コントラストの調整などを行う。


↓昨秋の動画です。


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