只見線、会津坂下~会津三島間運転見合わせ

02日(日)、体調不良で週末の撮影予定を立てなかったのだが、幾分良くなったようで出掛けてみる。併し只見線は08/31の大雨で盛土が一部崩壊、会津坂下~会津三島間で運転を見合わせており、様子見を兼ね会津三島駅まで行ってみる。


崩壊したのは大沼郡金山町大字水沼字高倉の細越橋梁、通称めがね橋周辺。ニュースで国道252号線に土砂が流れ込む映像を見たが、国道は簡易片側通行になっており、橋梁事態にダメージは無いのか08/03夕方には再開する見込みとのこと。

大雨により増水、且つ流れも早く川霧は立たないだろうと予測していたが、前回書いたように今年は川霧の当たり年なのか各所それ也に立っており、大志集落を眺望するかねやまふれあい広場には多くのカメラマンが訪れていたが、私は大沼郡金山町大字川口字森ノ上の会津川口駅へ行ってみる。


上画像、平時の土日朝は二両編成の車両が二列車並んでいるが、三両編成の一列車が停まっているだけだった。おそらくこの車両は午後一の上り便だったのだろう、運行中に崩壊が起きなくて良かった。下画像は駅構内を出て直ぐの野尻川橋梁。


Bivouac...08/02 ①」~ F10・SS1・ISO250 ~


Bivouac...08/02 ②」~ F10・SS1/1.3・ISO200 ~


車両はホームを離れ、それこそビバークといった印象を受ける。朝、三両編成の車両が一台だけというのはレアといえばレアだが、あまり喜ばしいことではない。その三両編成の姿を捉えるには真横ないし斜め前からになるものの、前者は面白くないので②のように転車台を撮り込み斜め前から撮ってみる。


列車の走行はないので帰路に着くが、その途中金山町大字大栗山字雨沼の霧幻峡に寄ってみる。大雨後なので舟の運行はないと推測するも舟着き場には数人のカメラマンがいた。何度も川霧の当たり年と記しているが、この霧幻峡に限っていえばどうも今年はイメージするような景観に出会えていない。

柳津町郷戸から会津パールラインで会津美里町へ向かおうとするが、こちらもサミット周辺のトンネル付近で崩落があり通り抜けが出来ず、結局会津坂下町の塔寺まで迂回する。上画像は大沼郡会津美里町八木沢字七窪の蓋沼森林公園からの眺め。

蓋沼森林公園から08:04頃通過の下り425Dを撮るが、朝靄と逆光で全くはっきりしない内容となってしまい、凡そ30分後に通過する上り424Dは撮らずに山を下りる。

その424Dを根岸駅周辺となる大沼郡会津美里町和田目沢田南で撮ろうと向かうが、背景となる空にはイメージする雲が現れず仕舞いとなる。因みに左側数百m先が根岸駅。


周囲を見渡せば朝霧は消え、再び蓋沼森林公園へ戻り10:12頃通過の下り426D撮ろうとするが予期せぬ車両が通過して行った。


「夏 田」~ F8・SS1/320・ISO200 ~


その車両とは09:30頃通過した下りの回送列車。現時点で運行しているのは会津若松と会津坂下間となり、想像するに午後一の上り便を回送していると思われる。撮る側としては一便得したような気分だが、此処からの撮影は矢張り薄曇りが適しているのだろう、撮影後に大幅にコントラストや明暗の調整が必要となる。尚予期せぬことだったので動画撮影は間に合わず、↓動画は先の08:04頃通過下り425D。


なつぞら op.2」~ F13・SS1/320・ISO200 ~


一便得した結果、撮影予定だった426Dを先程の根岸駅周辺でまた撮ることにした。通過は10:07頃、約一時間半前と異なり夏をイメージする雲が流れていた。此処での撮影は車両を何処に置くかが悩み処。最近は左側の小さな橋桁を渡った状態としている。


さて夏至から時が過ぎ、だいぶ日が短くなっていることに改めて気付く。例えば04:00頃、走行する車内からでも川霧の有無を確認可能だったが、停めてよく見ないと分からないようになってきた。


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