二本松市若宮 ”支那そば やまき”

何と七年ぶりとなる正月屋分店”支那そば やまき”です。因みに郡山の正月屋はいつ行ったかさえ記憶にないというか、このBlogは始める遥か以前のことです。

外見は全く変わっていませんが、暖簾やその脇に立て掛けられた幟(?)に年季が入ったよう見えました。私は一番乗りで、その直後には平日の開店前ながら数人が並び始めました。

店構えに変わりはないが、メニューはだいぶ様変わりしていました。醤油、味噌、塩の他に一風変わったバリエーションが加わっています。更にチャーシュー丼や焼き飯もありました。

店内は小上がり四人席×一卓、六人席×一卓、カウンター六席になるが、小上がりの席数には変更があるかも知れません。画像の左側には麺を打つスペースがあり、昔は入って直ぐ右側だったような記憶があるが、それは定かではありません。

チャーシューメン(醤油) @1.150円+大盛り @130円


正月屋の特徴である海苔とカイワレ、そして正にチャーシューメンといった素晴らしいビジュアルです。後から気付いたのだがチャーシューはバラorロース、そしてそれらのミックスを選べるとのことでした。今回は何も言わなかったのでロースになっています。注文時に分かればバラを選択したかったけど、このロースが柔らかくて燻りの香がgoodです。見るからに低温調理そのものながら変な臭さもなく、肉を食ってる感があってこれは美味い。


スープは適度に脂が浮かび、丁寧に作られた出汁の風味が効いてます。動物系の後味などが舌に残ることはなく、フッと鼻先を抜ける醤油の旨味が良いです。

中細ストレート麺は噛み応えがありスープと絡みます。このようなストレート麺を食べるのは久しぶりというのか、今、私はラーメンを食べているといった感覚になりました。


食べ終える頃にはとても名残惜しくなり、久々に丼を持ってスープを飲みました。とはいえ全て飲み干すことは止めたが、バランスの良くとても美味い一杯でした。


二本松市若宮1丁目334-6 水曜定休