石川郡玉川村 ”手打ちらーめん 響”

二年ぶりとなる”手打ちらーめん 響”です。初めて訪れた際は美味かった記憶があるがこれだけ時間が過ぎてしまうと既に味を覚えておらず、その時の味を思い出すかそれともまた新たに美味いと感じるかなどなど我ながら気になるところです。

民家の庭先にある倉庫を改修した建物が店舗です。おそらくこの作りは昔々養蚕を行っていたのかも知れません。画像に記したが客席は三部屋に分かれ、且つ店主一人での営業のため色々な決まり事があります。とはいえ一度行けば分かるが難しいことはありません。

開店早々だったので一号室に入りました。この部屋はMAXで四人座ると窮屈だと思います。初めての訪問の際は三号室だったが、二号室は未だ入ったことがありません。入室人数はシビアというかコロナ規制の頃と変わっていないようです。

前回も記したように店舗は福島空港から10分弱の場所にあり、所々に案内板はあるものの初めての訪問はナビがないと迷うと思う。メニューは醤油、塩、味噌の三本立て。

チャーシューメン @1.100円+特盛@250円


前回訪問時より200円上がっておりました。特盛の麺量は350gです。薄っすらと濁り感が残るスープにザ・チャーシューメンといったビジュアルです。まずはそのスープを一口。すると鶏出汁にキリっとした醤油の風味に加え、トロッとした脂の熱さが口に広がります。食べ始めは脂が舌に残るも慣れると総合的に旨味となる。この時点でも一昨年食べた味が思い出せないものの無化調故の優しさが身体にスッと染み渡ります。

多加水縮れ麺はモチモチでコシがあり噛めば弾けます。オイリー故なかなか冷めないスープがこの縮れ麺に絡み美味さが持続します。チャーシューは厚みがあり程よい歯応えと味の染み具合が幼少の頃に食べた食感を思い出します。

塩ラーメン @850円+大盛り @150円+レモン @80円


サマオク注文の塩ラーメンです。彼女は此処ではこれに決まっており、更にレモンをトッピングします。因みに前回より80円上がっていました。毎度スープの味見をするのだが、塩ラーメンを好まない私にはピンときませんでした。尚、定休日が火・水・木曜となっていました。


所でチャーシューメンなどは他店とほぼ同じ価格になっており、人件費や地代が必要ないのであればそれを価格に反映しても良いのではないか‥と、ふと思ったのだが、昨今の物価高騰の折りなかなかそうは行かないのかな。


石川郡玉川村大字南須釜字柳作67 火・水・木曜定休