一月の末以来となる”松楽食堂”です。朝から煮込みかつ丼の口、及び昼時に近くに居たため迷うことなく訪問しました。

店舗は交通量の多い県道114号福島安達線沿いにあり、毎度のことながら昭和然とした古びた佇まいは此処に食堂があることさえ見逃してしまいそうです。

如何にも大衆食堂といった内容に顔が綻ぶ。豚汁定食やイカフライ定食に各種麺類、そして内容不明ながらイカ丼や焼肉丼などどれもこれも食べたい気分だ。メニューに記されているが”松楽食堂”のライス量は多めです。なので少食の方は注文時に申し出た方が良いです。因みに私も通常は普通盛りで足ります。

店内も昭和そのもので照明が暗いです。テーブルのレイアウトはコロナ過時と大きな違いはなく、二人席テーブル×四卓、小上がり四人席×四卓となっている。尚、メニュー及び店内画像は前回訪問時のものです。

かつ丼 ＠980円

煮込みかつ丼は熱々の食べ物だけど、”松楽食堂”のかつ丼は更に熱く感じるというか、小さい丼にぎゅうぎゅうに詰められたご飯は火傷しそうで一気に頬張ることが出来ません。こんな時は丼の蓋にカツを移動すれば食べ易いのかもですが、残念ながら蓋はありません。カツの衣はいつもようにカリッと芳ばしく、あっさりした味付けです。今回の肉質は端の部分にやや筋っぽさが残るも全体的に柔らかかったです。

”松楽食堂”のかつ丼を数度食べて気付くことは汁気の少なさでした。例えるならご飯を残さないようにカツと漬物の配分を考慮しながら食べるといった塩梅だが、今回は汁ダクで注文したところ、そのライスへの沁み具合が絶妙で尚のこと美味かったです。

二本松市油井字田向35-5 日曜定休