第一只見川橋梁 & 桧原湖

五週続けて03:00起きの撮影が続いたためか、カメラを持つ気持ちがちょっと萎えてしまった。暑いこともあり尚更だが、今回は昔々撮った画像をupすることにした。


その五時起きは只見線の撮影なのだが、何度か書いてるように昨年から川霧がなかなか良い形状にならず、2015/07/04に撮影した画像をupする。

当日は小雨模様で湿度が高く打って付けの状態であり、只見川ビューポイントのある大沼郡三島町大字川井字天屋原、道の駅 尾瀬街道みしま宿の裏を流れる只見川は かなりの霧が立ち、この位じゃないと第一橋梁俯瞰は面白くないのである。

只見川ビューポイントの案内板。最上段のD地点に登ると左手には遠く第二橋梁も見えるが、第一橋梁の撮影は此処が適している。下画像、D地点から眺める会津西方駅周辺も霧にすっぽり覆われている。


山ノ彼方ノ空遠ク」~ F8・SS1/80・ISO500 ~


始発の上りは06:03頃に第一橋梁を通過するが、霧の覆われると結構暗い環境になる。明るく撮るにはISOとSSの設定に寄るが、ISOを上げすぎると霧の光景はノイズが際立ってしまうこともあり、SSをぎりぎりまで下げる。それでも暗さが残り、レタッチは全体の明暗のバランスとWBの数値を整えた。


この年の07/25に撮影したものが現在Main Blogにupしてあり、同じ画像が重なるので載せなかったが、先に書いたように昨年からイメージする霧に出会えずupした。


宇宙ノ片隅ニテ」~ F8・SS8・ISO200・C-PL+ND400 ~


夏になると定期的に通う耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯の桧原湖。東岸から眺める夕焼けが目的なのだが、upした2012/08/04の光景はその後見たことが無い。


空の青さがまだ残る日没、高度のある雲に落陽が反射し独特の景観になった。通常露出で撮ると湖面の波の表情が気になり、ND400を装着した長露光撮影。またCP-Lの効果で四隅が暗くなり、ドラマティックな印象、且つタイトルのように宇宙の中の一角に思えた。


この画像も「山ノ彼方ノ空遠ク」と同様、同じような光景に出会えず在庫を引っ張り出した次第だが、写真は一期一会と云われるように一瞬を逃がさないのは当然ながら、あの時に見た光景を知らず知らずの内に追い掛けている‥再現したいのかも知れない。


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