15/06 撮影記

●21日 いわき市久之浜町 蟹洗海岸+etc

高天原」~ F8・SS15・ISO200・C-PL+ND400 ~


「岩竝は風に鳴るかな」~ F10・SS13・ISO100・C-PL+ND400 ~


腰痛が大分良くなり二週間ぶりに撮影に出かける。予定としては先々週の裏磐梯のリベンジであるが、この数日天候に恵まれずいわき方面へ向かう。毎度毎度のいわきだが、撮影としては初めて久之浜町田之網字横内の蟹洗海岸を選ぶ。蟹洗海岸は弁天島と蟹洗温泉のほぼ中央にある磯であり、弁天島をまた違った方向から眺められる。天候は時折り青空の覗く薄曇りのフラットな光線で風があり波が高い。岩場を歩きながら構図を決め三脚をセットする。足元には高波の飛沫が寄せ、おそらく湿度は高いと思うが気温が低くとても心地良い。


撮影はC-PLとND400を使用、雲や波の動き流れを意識しながらシャッターを切る。岩場なので足元が危うく、且つ時折り強風が吹きブレ写真を量産しながらも暫し波と海に対峙していた。早朝ないし夕暮れの際、この場所はどんな表情になるのか何れまた来たい。


●24日 福島市土湯温泉町 照南湖

「夏の真昼の静かには」~ F6.3・SS1/200・ISO500・C-PL ~


午後に空き時間が生じ、福島市土湯温泉町の睡蓮が咲く照南湖に行ってみる。此処の睡蓮は午前中に開く花が主なので、凡その花は閉じ気味となり更には陽射しが強い状態であった。そして何より平日のそそくさとした行動なので機材類をそっくり忘れてきてしまったのだが、望遠レンズにはC-PLが装着したままだったので望遠のみで撮影を始めた。というのも毎年思うのだが水草の雑草が蔓延り湖底には泥が溜まっており、更には睡蓮の葉が折り重なるように密集し景観的に優れているとは言い難く、従って個人的には標準域で撮るより望遠を使い一花二花を撮ることの方が多い。


撮影はまずコンデションの良い花や葉を捜すのだが、先に述べたように陽射しが強く躊躇していると木漏れ日が一厘の閉じた花に陽が射し込む。時間的にほんの一分程だったと思うが、この一分間だけ撮影を行った。水面及び葉の照り返しを除去するためC-PLを使用、設定はF5.6、1/320、ISO500、日の丸構図を避け背景に葉の連なりを配してみたのだが、些かまとまり感の希薄さを感じる。


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