南会津郡南会津町 小塩の桜+etc

22日の日曜、奥会津の桜を眺めに出掛ける。前日に続き夏のように暑い日となり、各所の桜はかなり進んでいる状態だった。

まずは先週の土曜日にも撮った河沼郡柳津町大字柳津字寺家町甲、福満虚空藏尊裏の只見線。Blogにupした画像は桜の状態がイマイチだったため、撮り直して刷新する予定だったが、会津柳津駅06:21発上り422D、及び07:04発下り423Dとも朝は光具合が芳しくなくこの場を後にする。

大沼郡金山町大字大栗山字雨沼の霧幻峡。桜は咲いているが、毎年この時期はどのように画作りしてよいものか悩んでしまう。因みに舟着場は工事が行われているらしく、現在のところ一般車両の通過は出来ない模様。

金屋町の中川集落、国道252号線沿いに雪はないが、ちょっと山中に入ると下画像のように残雪がある。それでもチラホラと桜が咲き正しく山覚めるといった光景に、新緑の頃が待ち遠しい。

金山町大塩上ノ山の大塩天然炭酸場。流石にこの時期は杓子で汲める位に溢れそうに湧いており、暑い日なので冷たくてとても美味だった。

今日の目的の一つ、南会津郡南会津町小塩字丸山の小塩の桜。地元ではうえんでの桜と云われ個人的にはその方がしっくり来る。

近年は樹勢の衰えから枝の多くが伐採され寂しい姿となり、往年の佇まいを思い起こすことが出来なくなってしまった。併しながら「小塩の桜」「うえんでの桜」で検索すると様々な景観を見ることが可能。


「老 櫻」~ F8・SS1/160・ISO400・C-PL ~


色々と悩んだが第一の特徴であるねじれた幹を主体にフレーミングする。花は背景にある木のもの。半逆光なので花は光が透けC-PLを使いトーンを抑える。朝夕ならばまた違った捉え方があると思うが、この光の状況では他に手段が浮かばなかった。


幹のコントラスト、明暗を中心に補正するが、どうも上手く行きません。先に書いたように来年は朝夕の射光線時に来てみるか否かだが、伐採された古木の撮影は難しい。


旧伊南村からの帰路、通常なら田島町~下郷町に向かうが来た道を引き返す。目的は大沼郡三島町大字宮下字舟場前の宮下ダム。現在は旧道となる県道237号線沿いにある桜と只見線の撮影。画像奥のスノーシェッドは国道252号線。


儚 春」~ F8・SS1/250・ISO500・C-PL ~


車両は会津宮下駅15:54発上り430D。因みに駅は手前側になる。桜はだいぶ散っており、更に降り注ぐ陽光に露出を悩む。桜の花や線路には照り返しが生じ、本来なら使いたくはないがC-PLを使用し明暗はISOで調整。


車両を待つ間、風が吹いて花びらが舞い、その光景を通過時にも期待するが、世の中思ったようにはなかなか行かないものです。


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