郡山市桑野 ”トクちゃんらーめん本店”

時折り店舗前を通るものの車が停められず仕舞いだった”トクちゃんらーめん本店”。今回は此処を目当てに初訪問。昭和56年に喫茶店トクコとして営業を始め、その傍ら独自に醤油ラーメンのタレを10年間研究、平成5年にメニューに加え二年後ラーメン店へ転業したそうです。

郡山店の他に2020/05にオープンした須賀川店(↓動画)があるようだが、残念ながら平成20年にオープンした三春のトクちゃんらーめん分店”次郎”は閉店となった模様。

メニューは醤油、味噌、塩、そしてつけ麺に加え餃子やチャーシュー丼と揃ってます。

店内は四人席テーブル×四卓、六人席テーブル×一卓、小上がり四人席×二卓。知名度が高い店なのでサイン色紙などが飾られている。そして接客がなかなか良い感じでした。

トクちゃんらーめん @750円


懐かしさを感じる中華そばそのものといったビジュアル。油膜が浮いたスープをまずは一口‥ややトロッとした油分の舌触りとかなりの熱さが第一印象でした。尚その熱さは油膜の効果で食べ終えるまで続きます。熱さの次には節系の風味が口内に広がります。


事前情報ではゲンコツや比内鶏をはじめとする厳選地鶏三種、北海道産日高昆布、四国の最高級本鰹、静岡産煮干し等を使用とのことだが、私的に最初の節系の香りに終始支配され、他の具材が分からずだった。併しながらこのオイリーなスープやコクは動物系のものだと思う。

手打ち中太ちぢれ麺。コシがあってプリプリした食感が良いです。でもどうだろう風味はあまり感じられないが、却ってそれがオイリーなスープには合っているように思う。大きめのチャーシューが二枚乗ってます。ホロホロと崩れるタイプで味もしっかり染み込んでいます。

ミニチャーシュー丼 @180円


ランチメニューのミニチャーシュー丼です。玉ねぎが使われており、印象的にというか最初は牛丼を食べているような感覚だったが、次第にチャーシューの味覚に変わってきました。トクちゃんらーめんとこのミニチャーシュー丼で結構満腹となりました。


郡山市桑野1-25-9 火曜定休