二年ぶりのセンサークリーニング

この一ヶ月ほど撮影の機会が多くなりました。そんなある日、撮った画像を現像していると所々に汚れがあることに気付き絞りF16にて青空を撮ってみました。

するとこんな具合に赤丸部に汚れが付着しており、取り除くにはイメージセンサーのクリーニングが必要になります。最後のクリーニングは二年前。その後は撮影の機会が少なかったのだが、定期的な目視とクリーニングは矢張り必要のようです。

クリーニングは各カメラメーカーのサービスセンターに依頼、専用の道具を使うなどあるが、私はオーソドックスな方法、且つ自分で行います。使うのはシルボン紙と無水エタノール、そして先端を平らに削った割り箸になります。↓にNikonが提供するクリーニング動画を貼っておきます。動画ではAC電源を繋ぐとありますが、フル充電したバッテリーでも構いません。

これは汚れた箇所の等倍画像になります。二度ほど拭き取った後だが、汚れが拡散したり移動することもあります。併しここで焦って決して力任せに擦ってはいけません。強行にゴシゴシ擦るとセンサーを壊す可能性大となります。そもそも一度二度で汚れを拭き取ることは出来ず、シルボン紙を交換しながら数度繰り返すことが必要、且つコツです。

エタノール乾燥後にレンズを装着し撮っては確認を行います。この画像は八度ほど拭き取った後の等倍画像です。シミのようになっているが、此処で注意したいのは完全に汚れを拭き取ることは難しいということです。例えば各カメラメーカーのサービスセンターに於いてもそれは同じで、普段使う絞り値で目立たなければそれで良しとします。


所でゴミなどが付着しないレンズ交換の方法はカメラを下向きにと云われるが、風が吹けばあまり意味を成さないように思います。特に潮風が吹く海岸での交換は一発で多量のゴミが付着することもあり、レンズ交換の回数を抑えることが一番の方法かも知れません。