郡山市西田町 梅の里梅ロード

寒い幕開けとなった新年度の朝、一週間前に様子を見に行った郡山市西田町三町目字長喜田の梅の里へ向かってみた。

開花状況は一週間前とほぼ変わってませんでした。風は冷たく外にいると手が悴んできます。おまけに小雨が降り出し短時間で撮影を終える。車に戻ると何故か急に眠くなり、家から20分程の距離ということもあり一旦帰宅する。


「春は何処ぞの旅人や」~ F8・SS1/50・ISO200 ~


咲き揃っている一角が目に付き撮影を行った。光の射さない曇天模様は何をやっても低コントラト&色調であり、当初からモノクロ化の方向性で設定を行う。個人的にはややハイキー・タッチで梅の花と空の輝度及び階調が同化する露出で撮影する。


レタッチでモノクロ化の後、コントラストを下側から段階的に+補正。更に上側の梅の花と空を白トビ間際まで明度を+補正する。季節は既に仲春も過ぎようとしているのに、今年の春は未だ何処かを彷徨っているようです。


二時間程の昼寝の後、唐突にひたちなか市磯崎町の中生代白亜紀層へ行くことにした。夜の沖合いを航行する船舶の光跡目的だったのだが、到着してみれば風が強く、この状態じゃ長露光撮影は無理と判断する。
従って今年になって二度通いながら、未だに気に入る画像が撮れない神栖市東和田の鹿島臨海工業地帯へ足を伸ばす。因みに帰路は大洗町の神磯鳥居と共に周ってみたが、風が収まる気配はなく、更にその頃には航行する船舶も見当たらずだった。

約五時間を要して18:30頃到着。車内では過去二回の反省点と新たな試みを模索していたのだが、以下の四点を撮影の基本条件とした。


1.絞りはF10とする。
毎回工場の解像度が気になり、それが面白くない原因の一つであった。従って今回はF10と決めて他露出の設定を行う。


2.撮影タイミングは青信号時とする。
単に赤より青の方が見栄えが良いというか格好良い。更に赤信号だと交差点手前でブレーキランプが点灯し、3.に関係するが交差点付近の光跡が五月蝿くなることを避ける処置。


3.露出時間を少なめにし、交差点付近で光跡が重ならないようにする。
今回の露出時間は8秒とした。これは交差点の手前で撮影が終わる凡その時間であり、そこで光跡が途絶えるタイミング。


4.ヘッドライトに照らされる道路の色調を考慮し、HID及びLEDバルブの車両限定。
ハロゲンの場合、上画像のように道路が黄色っぽい色合い、また明るさが保てないため。


5.右折レーンの車両のみとする。
左折レーンに車両が移動した場合、光跡が曲線になるため。


「8秒間のDistance」~ F10・SS8・ISO500 ~


上記四点に注意しながら撮影を行う。立ち位置は前回と焦点距離はほぼ同じながら、7mほど工場に近付いている。露出は絞りとSSの短さからISOをやや高目とした。目の前を過ぎ行く資材運搬のトラックを待つが、何度か通う内に分散した車両が19:30頃になると戻って来ることが分かった。
今迄そのトラックと一般車両を合成することもあったが、今回はトラック⇒一般車両⇒タンクローリーの順で三台が同時に通過した。残念なのはタンクローリーが左折レーンに移動し孤を描いた、及びちょっと賑やか過ぎるということだ。


レタッチは背景の空をやや明るく、道路側をやや暗く補正。工場の色調と照明の白トビ補正を行う。構図的にもうちょいカメラを道路側、下側に向けても良かったかも知れない。


上記四点に注意しながら撮影を行う。立ち位置は前回と焦点距離はほぼ同じながら、7mほど工場に近付いている。露出は絞りとSSの短さからISOをやや高目とした。
目の前を過ぎ行く資材運搬のトラックを待つが、何度か通う内に分散した車両が19:30頃になると戻って来ることが分かった。今迄そのトラックと一般車両を合成することもあったが、今回はトラック⇒一般車両⇒タンクローリーの順で三台が同時に通過した。残念なのはタンクローリーが左折レーンに移動し孤を描いた、及びちょっと賑やか過ぎるということだ。


レタッチは背景の空をやや明るく、道路側をやや暗く補正。工場の色調と照明の白トビ補正を行う。構図的にもうちょいカメラを道路側、下側に向けても良かったかも知れない。


さて三度目にして結果は矢張りイマイチだが、何れにせよ今シーズンの鹿島臨海工業地帯の撮影は終わりにする。これから樹木が茂り海沿いは靄が発生する為だが、秋には新たな構想を持ってまたまた訪れる予定。


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