大沼郡金山町 第四只見川橋梁+etc

07日(土)、03:00起きで大沼郡金山町方面へ向かう。今回は何処を撮るといった計画は立てず、行った先の霧の出方で決めることにした。

取り合えず国道252号線で大沼郡三島町から金山町の大志集落まで行ってみるが、山霧は出ているものの川霧となると第四只見川橋梁付近に僅かといったところであり、その山霧を構図に撮り込むべく俯瞰ポイントへ登る。


「白 雨」~ F6.3・SS1/160・ISO400 ~


いつもの大沼郡金山町大字水沼字沢東からの眺めだが、どうもイメージする川霧に恵まれません。これで川面を這う霧があれば言うことなしなのだが、自然は思ったようには行かないものです。車両は上りの始発となる422D、橋梁通過は05:40頃。やや強い雨が降っているのでカッパを着用し傘も使用する。


続いて大沼郡三島町大字早戸字湯ノ平の霧幻峡はどんなものだろうと向かってみるが、川霧は皆無だった。従って霧幻峡から県道237号線で沼沢湖へ向かい、途中の登坂で早戸温泉郷を俯瞰で撮影。


早戸郷」~ F8・SS1/60・ISO200 ~


雨は止まず傘を差しながら山間を流れて来る霧を待つ。早戸温泉は二件の宿があり、宿前の道路はいつも往来している国道252号線。五分ほどで霧が山々を覆い、如何にも奥会津といった景観になる。因みに宿の左裏側は只見川となり、この一帯を霧幻峡と称する。


県道237号線から下った大志集落も一度目と同様に霧は出ておらず、大志集落を通り抜ける下り始発列車の撮影に切り替える。


一番列車がやって来る」~ F8・SS1/250・ISO500 ~


会津中川駅07:57発の下り423Dを国道252号線上から撮影。通過前は具合良く背景の山々を霧が覆っていたが、結果はご覧のようになってしまった。霧と何かしらの両方を撮るとなると運の良さが大きなウェイトを占め、それこそ最後は神頼みとなるが、いつもいつも上手く行かないので何度も通うことになる。


「山の彼方の空遠く」~ F8・SS1/50・ISO200・C-PL ~


先週も撮影した「あしたぼくはどこかへいきたい」の五駅目を撮るため只見町へ向かう。その途中、第六只見川橋梁近くの只見川で撮影。紅葉時に撮る予定であってが、昨秋はすっかりと忘れておりました。Main Blogでの住所の記載を大沼郡金山町大塩大字田沢としたが、これはちょっと不明。位置的には会津大塩駅の真裏になる只見川沿い。


時折り川霧が立つが、中途半端なのでそれらはボツとした。言い換えれば岩々が隠れるほどの立ち方じゃないと面白くないといえる。


こんな所に駅があるのか‥と、民家脇の細い道先にある会津塩沢駅。住所は第八只見川橋梁すぐ傍の南会津郡只見町大字塩沢字上田。先週も書いたが会津三島駅と只見駅間は電源開発専用線を旧国鉄が買い取り、区間内の六駅は簡素な作りでホームは一両分のみとなりトイレもない。


あしたぼくはどこかへいきたい op.5」~ F8・SS1/200・ISO200 ~


会津大塩駅は線路が夏草に隠れてしまっていたが、当駅は今季刈られたのだろうか、ご覧のような状況だった。ホームにある駅名標、他駅では錆びてしまったものが多いが、当駅は旧国鉄時代のものと異なるまだまだ新しいものだ。


今回は小雨模様につき手持ちでの撮影。様々な方向から撮ったが、レールと駅名標が一番良く確認できる本画像を選んだ。


只見町から金山町へ戻る。先週の夕方に撮った大沼郡金山町大字水沼字沢西、国道252号線水沼橋からの第四只見川橋梁。上り428Dが通過する12:41前頃から川霧が流れ、此処で待機することにした。


川霧の穏流を渡る鉄の路」~ F8・SS1/250・ISO250 ~


午前中の撮影では霧のタイミングが合わなかったが、最近になくイメージに近い内容となり、更に明るい時間帯なので見晴らし感も良いように感じる。従って先週upした画像は削除するが、毎回毎回稚拙で暫定的な内容であり、この「深 遠」も先はどうなるか不明。


続いて428Dを追い掛け上画像の第一只見川橋梁や会津西方駅、そしてまた第四橋梁に戻り俯瞰ポイントから14:00~15:00代の上下車両を撮ったりと、この日は第一橋梁と大志集落を三往復するものの、川霧の出現は再度寄った霧幻峡でも弱かった。


さて今回は六画像をup。通常は多くても四画像だが、これは夏季シーズンの奥会津の景観の良さと懐の深さだと思う。とはいえ先に書いたように常に暫定的な画像ばかりであり、後に削除することが大いに有り得る。


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