16日(木)、盆休みの最終日、午後から雨の予報となっていた南会津郡南会津町高杖原のたかつえそば畑へ出掛ける。なぜ天候の悪い時に撮影するかだがそれは後々‥。 

実は先週の土曜日ロケハンをしておりました。その際、東側の花は三部咲きといった様相で、この暑さだと今週末辺りが良いのでは‥と、予定していたが、思った通り白と緑のコントラストがとても美しい景観となっていた。

昼前に到着、到着時はかなり蒸し暑く撮影すらままならぬ状況であったが、西から流れて来る雨雲が凹凸感のある良い空の表情となる。因みに西側の畑は収穫が重ならないようだいぶ時間を開けて植えたのだろうか、要約咲き始めといったところだ。

「夏の果て ①」～ F8・SS1/200・ISO200・C-PL ～

到着後の撮影。三脚を立てじっと撮るのも嫌になるくらいに蒸し暑く、多くは手持ち撮影となった。先に書いた天候の悪い時の撮影だが、このように空が半分以上の面積を占める場合、グレーの曇り空や青空は単調になって面白味がなく、特徴のある雲がどうしても必要だ。また広々とした構図になると、晴天の下で陰日向の輝度差が生じるのがどうも好きになれず、陽が陰るなど天候の変化を待つことが多い。

「夏の果て ②」～ F8・SS1/200・ISO400 ～

あまりの蒸し暑さに車内に一時逃げ込むが、間も無く雨雲は東の山々に流れ始め撮影を再開。次第に冷たい風が吹き気温は一気に下がり雨が落ちてきた。背景の山を流れる雲の動きが遅い場合、長露光撮影を考えていたが、強風のため通常の露出で撮影する。

この構図は毎年のように撮っているのだが、天気が良いと背景の山々も構図の一部になり、至って当然の画像になってしまうため①と同様に天候の変化を期待する。併しながらこの日は間も無くゲリラ豪雨のような天候となり撤収した。

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