大沼郡三島町 第三只見川橋梁+etc

16日(日)、早朝より只見線撮影に出掛ける。週末の天気予報は雨となり、川霧を期待するも気温が低いのか発生するのは先週と同様に山霧だった。

まずは大沼郡金山町の会津川口駅にて始発とニ便目の車両を確認すると、この日は両車両ともノーマル色のキハであった。というのも何度も触れているように山間の朝は想像以上に暗く、現ラッピング列車の濃色は時と場所、そして露出を考慮する必要があるからだ。

という訳で先週撃沈した大沼郡金山町大字水沼字沢東の第四只見川橋梁俯瞰ポイントへ行く。先週と異なりどうにか見渡せる状況に撮影準備を始めた。併しながら霧は刻々と動き、車両通過時にどうなるかは神のみぞ知ることになる。


「白 雨」~ F7.1・SS1/200・ISO200 ~


車両は05:40頃通過の上り422D。 霧は↓の動画をご覧頂くとお分かりのようにギリギリセーフの状態となり、レタッチでコントラストと色調の補正を行う。コントラスト補正は霧の白トビを助長するため、マスク使用ないし橋梁部など箇所ごとに補正する。


次第に雨が強くなり大沼郡三島町大字早戸字下ノ原へ向う。此処は国道252号線のスノーシェッド内から雨に濡れず第三只見川橋梁が撮れるポイントであり、この日は台湾からの観光客など数人が並び、07:29頃通過の上り424D、そして10分後の下り423Dを撮影。


山 峡」~ F8・SS1/200・ISO400 ~


画像の車両は423D。横構図で撮ることが多い場所が、山霧を撮り込むために縦構図とした。先に書いたようにこの時間帯はまだ暗く、雨が降っているので尚更だ。速度が遅い只見線とはいえ、被写体は動くので露出の調整が結構難しい。というのも明るい設定だと霧に白トビが発生、暗い設定となると色調が汚い。露出計は全く当てにならず、車両通過の直前まで設定を弄ってる。


金山町に戻り大字中川字大田面で田園風景と只見線を撮影する。例年だと稲が伸びる八月頃に撮る場所だが、その前の仮撮影ということになる。稲の成長はまだまだであり、いつもの構図だと田んぼの水面が目立ってしまい立ち位置と画角を変える。


「草もしづかに梅雨の空」~ F8・SS1/250・ISO320 ~


車両は先の第三只見川橋梁で撮影した下り423Dの折り返し便である上り426D。通過時間は18:46頃。八月を待たずに撮った理由は雨に濡れて鮮やかになった草木、そして背景の杉林にかかる霧であったが、撮影時にその霧は流れてしまった。因みにいつもの画角の場合、左側にもう一軒の家屋が入るようになる。


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