美味い白河ラーメンが食べたくなり二年ぶりに”とらや分店 村田や”に行きました。数年前は頻繁に通っていたのだが、なんやかんやで足が遠のいていました。

開店30分前に到着。平日ながら既に駐車場には三台が停まっており、間もなく満車状態となりました。暑いまたは寒い季節、開店前に並ぶのは大変だが、入口にあるボードに名前と人数を記入し車内で順番待ちが出来ます。

メニューは醤油ベースのシンプルな内容。大盛り価格が青文字で記載されている。その価格だが、一昨年と比べ各150円前後の値上がりとなっていました。

天上の高さや中央の大きなテーブルなどミニとら食堂といった店内は、中央に大きな八人席テーブル、二人席テーブル×二卓、小上がり四人席×三卓、カウンター四席。中央のテーブルには対面の仕切りがまだ設置してあるが、私的には撤去せずずっとあった方が良いと思う。

焼豚(チャーシュー)メン 大盛り ＠1.260円

毎度変わらずのチャーシューメン大盛りです。そのビジュアルは白河ラーメンそのもので、お約束のバラ、モモ、カブリと三種のチャーシューに食をそそられます。そして色濃くありながらも、濁り感のない透明感のあるスープはシンプルながら深い味わいがあります。もしかして夏季は仕様を変えるのだろうか、この季節に何度か食べたことがあるが今回もややしょっぱさを感じました。

白河ラーメン特有の中太ちぢれ麺です。今回ピロピロ感は希薄でしたが、プツプツした歯応えが醤油の味を更に際立たせます。残念なのはチャーシューでした。これも白河ラーメン特有となる燻られた風味が全く感じられませんでした。カブリには食紅も使われておらず、至って普通のチャーシューといった内容でした。

総じて二年ぶりなので期待度MAXだったが何か肩透かしを喰らったような、そんな感じが払拭できません。さてこの店の店主はいつも元気だ。小声で何を言ってるの聴こえなかったり、そもそも無言だったりの店もあるが、ハキハキとした応対は毎回気持ちが良い。

田村郡三春町大字斎藤字場上田242-1 火曜定休 (祝日の際は翌日休み)