大暑の只見線撮影・・・午後の部

06日(日)、前回撮影記午後の部になります。午後からは昨秋再開通した会津川口駅から先の初撮影になります。この区間は午前中に一往復、午後に二往復と本数が少なく、天候や自然現象などのタイミングを考慮すると撮影の難易度は高まります。特に午後は二往復なれど、これから日が短くなる夕方から夜は撮影困難となり、実質一日二往復と認識した方が良さそうです。

ということでまずは只見駅に隣接する”只見町インフォメーションセンター”に寄ってみました。前日の撮影記でも触れたように特に催し物などはないようだが人の姿は多いです。家族連れでサイクリングに興じたりと、以前では全く見られなかった光景でした。館内に入り下画像の只見駅のキーホルダーと歴代車両の下敷きをゲットしました。

時間が有り余るので数年ぶりに会津横田駅のホームに立ちました。不通時のホームまで覆い尽くす雑草や赤さサビが浮いたレールの景観が思い起こされます。待合室は工事中で入ることが出来なかったけど、ホーム両端に後方確認用ワンマンミラーが設置された以外、スノーシェッドもそのまま残り特に変わった様子は無かったです。


下画像は第七只見川橋梁です。第五及び第六只見川橋梁共々新たに掛けられたが、第六、第七橋梁もアーチ橋となり、横側からの撮影は車両位置などが難しくなったかも知れません。尚この辺りにも川霧は立つが矢張り本数がネックになりそうです。

さて足を延ばした理由は18:27頃通過の上り434Dと夕焼けを撮ることでした。併し線路沿いには背丈ほどの雑草が伸びており諦めました。

従って立ち位置を大沼郡金山町大字横田字上積田に変えます。左奥が第七只見川橋梁方面、右側が会津横田駅直近の鉱山第二踏切になります。踏切を渡って山道を行けばこの一帯を見下ろすポイントがあった筈だが、樹木が林のようになっており見付けられませんでした。


遥か彼方に熱雷在りて」~ F10・SS1/250・ISO500・C-PL ~


車両は15:01頃通過の上り430D。夏そのものの沸き立つ雲と青空のコントラストになかなかの景観であったが、やがて遠くから雷鳴が届き雲行きが怪しくなってきました。それでも光量があり屋根の照り返し除去でC-PLを装着しました。怪しい雲行きに露出はコロコロ変わるが、暗くなったらISOで調整しようと外さずに撮影しました。


↓動画でご覧頂けるように空にはやや赤味があります。現像ではその赤味を強調してみました。私的にこの田園と集落の眺めは素晴らしいものです。先述したように再開通後はまずここで撮ると決めていた次第だが、黄金色に染まる秋にも訪れたい場所です。それにしても只見駅に寄ってから三時間強、待ち時間が長く暑さもあって体力の消耗が著しいです。


次は只見町方面へ戻り南会津郡只見町大字叶津字居、叶津川橋梁でこの日最後の撮影です。行ってみるとビューポイントとして整備されており地元の方々に感謝します。ただ何故だかあちこちに動物のフンが多かったです。

車両は16:14頃通過の下り427Dです。時節柄の景観に光具合と取り合えず撮った感が否めません。更に以前はこんなに電線があったかなと思いながら季節や時間を考慮しまた来ます。


帰路の途中、第七只見川橋梁付近では川霧が立ち始めました。車を停めて撮ろうかと思ったが寝不足と暑さで疲労困憊、身体が言うことを聞きません。一日で摂った水分は500mlのペットボトルで三本弱。適切なのか否かは分からないが、喉が渇いたという感覚はあまり無かった。


そういえば帰宅してから気付いたのだが、早朝からどの場所でもずっと貸し切り状態でした。第一から第四橋梁の有名ポイントへは行ってないので分からないけど、この暑さじゃ撮影どころじゃないのかも知れないなぁ‥。


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