時々メディアで見聞きする東北自動車道、安達太良サービスエリア下り線内フードコートのあだたらラーメン。郡山市の”支那そば 正月屋”が監修したとのことで予てから食べてみようと思っていたのだが、なかなかその機会に恵まれずでした。

という訳で今回は意を決して行ってみました。下り線内にはレストラン”お食事処 あだたら亭”もあるのだが、フードコートのカウンターにも”あだたら亭”と記されており、区別するため”フードコート あだたら亭”としました。

醤油ラーメンを主にそれらのセットメニューとソバ・うどん、そして各定食やソフトクリームなどのサイドメニューと多種多彩です。

24時間営業、且つ高速道路のサービスエリアなので早くから他県のお客さんも多いです。コート内は二人席テーブル×九卓、四人席テーブル×十二卓になるのだろうか。

”支那そば 正月屋”といえば、その分店が私が通う二本松市｢支那そば やまき｣になり、期待度は自ずと高まります。

あだたらチャーシューメン ＠1.030円＋大盛り ＠180円

さて注文したのは毎度のチャーシュー麺大盛りです。着丼したビジュアルはなかなかの迫力で美味そうです。併しながら支那そば系列のラーメンは中央のカイワレを綺麗に整えて置かれるが、摘まんで置いた感が否めません。そしてフードコートあるあるか、分量が決められたスープに大盛り分を＋したかのように麺に対してのスープ量が少ないです。

それらはさておきまずは透明なスープを啜れば、伊達鶏のコクがあって昔々食べていたようなとても懐かしい味にホッとします。総じてあっさり系のスープで”正月屋”のエッセンスを残しながらも、私的には異なるものだと思いました。

自家製低加水中太ストレート麺はぬめりを残しながら噛み応え良しです。小麦の風味があって美味いです。脂身多めのバラチャーシューは柔らかく至って昔風の味でした。

先述したように昔ながらの落ち着いた味わいは良いのだが、あだたらラーメンが770円、今回のあだたらチャーシューメンが1.030円となると、あと100円追加して本家の”正月屋”や”やまき”を選択した方が良いというのが正直な意見です。

本宮市本宮字平井228 安達太良サービスエリア下り線内 24時間営業