仕事用PCのCPU交換

仕事で使うPCはほぼオフィスとネット観覧なのでCPUはコスパ重視でCeleronでした。その性能は3.2GでCoreとThreadが二つずつです。10数年前のPCならまずまずだが、現在の感覚では遅いということになります。でも繰り返すがオフィスとネット観覧なら事足ります。

併しながら暑くなると二階の現像及び動画編集を行うPCがある部屋まで行くのが面倒になり、最近はこの仕事用PCで行っていました。そうなるとRAWデータは勿論、容量の大きいJPEGでさえ表示の切り替えに時間がかかります。

気にならないといえば気にならないけど、気になり始めると気になります。対処方としてCドライブのSSDに仮想メモリ域を設置していたが、この際CPUを交換しようという結論に至りました。とはいえほどほどの性能、省電力、且つ低価格ということでCore i3の8世代をヤフオクで落札しました。画像は取り外したCeleron G4920です。

到着後、早速開封。裏側のピン曲がりもなく、スムーズに交換できたが、昔々CPUを交換するとOSの再インストールになったことが何度かあり、それが気になるところでした。

マザーボードに取り付け後、CPUグリスを塗ります。小豆ほどのグリスを薄く延ばすのだが、10年以上経ったグリスなので劣化しているか否か不明。使用していて熱暴走が発生するようなら新しいグリスを購入し塗り直します。

ファンを取り付けて作業は15分ほどで終わりです。モニターとキーボード、そしてマウスといった最小限の接続のみでスイッチON・・・・BIOSからWindowsまで無事起動したので、OS再インストールの心配は無くなりました。

昔はPCを新たに組む、パーツを交換するなどを行うとベンチを走らせたものだが、今はそんな必要性がなくなりました。Core i3は3.6G、CoreとThreadが四つずつとそれこそ10数年前の高価なCPUと同性能ながら、消費電力が65wとこれが技術の進歩というものでしょうか。


という訳で画像表示の切り替えは早くなりました。当然上位のCPUと比較すれば雲泥の差だが、特に不便はないというか今時点での使い方なら十分です。そういえばLGA775の頃と異なり、CPUファンの脱着がカチンカチンと作業がとても楽でした。