私の秋は此処から始まる

05日(火)、毎年恒例となっている大沼郡会津美里町八木沢字七窪、蓋沼森林公園からの只見線俯瞰です。田んぼが色付き空模様の良い時を窺っていた次第だが、週間天気予報でこの日と決めました。空模様の何を判断基準にしたかは後述します。

時間があったので久々に若松市内の七日町をぶらついてみました。画像は七日町駅と第一坂下街道踏切から見たホームです。今迄この駅を主体に撮ったことがなかったけど、会津高田駅や西若松駅を含め乗降客が多いので様々な画作りが出来るかも知れない。

この画像は七日町駅近くの阿弥陀寺です。今から18年ほど前になるだろうか、新選組三番組々長であった斎藤一の墓石を詣でたことがある。その当時「斎藤 一の謎」という記事をupしたが、何せ昔のことなので間違いなどがあるかも知れません。

七日町の散策を終え蓋沼森林公園へ向かいます。毎年書いていることだが、年々樹木が伸び撮影範囲が狭くなっています。この画像では白線の上が線路になります。撮影は望遠になり通過時間に目を凝らしていないと見逃すことがあります。踏切の警報音やジョイント音、そして汽笛などが微かに聞こえるが風向き次第であてにはなりません。↓動画はほぼ肉眼に近いです。


Autumn Ouverture ①


まずは13:25頃通過の下り427Dです。空模様はピーカンを避け、薄曇り且つ湿度の少ない環境が適しています。輝度差が生じない薄曇りは最もの条件で、望遠ゆえ湿度が高いと空気の淀みというのか霞んでしまいます。これは自論になるが広大な会津盆地では田んぼからの湿気により、なかなか見通しのよい空気感・解像感にはならないような気がする。


同列車を進行方向の左に雲台をターンして撮ったが微妙にブレてしまいました。小さい画像だと分かり辛いが、先述したように解像感が宜しくなくそれは致命的でありボツ画像です。

427Dの撮影後に突然の豪雨となり田んぼは全く見えなくなりました。凡そ30分後に通過する列車の撮影は無理かと諦めかけたが、通過の10分ほど前から雨脚が遠のき下画像のように少しずつ視界が広がって行きました。因みに矢印部が線路になります。


Autumn Ouverture ②


上記のように通過の頃には画像のような景観となりました。車両は13:55頃通過の上り428Dだが、平日の428Dは三両編成の筈なのに二両編成でした。実はこの三両編成を撮る目的があって平日を選んだのだが、高校の夏休みってまだ終わっていないのか、それとも編成が変わったのかなど理由はちょっと不明です。


イメージとしてはもっと寄ったフレーミングにするつもりでいたが、遠くに残る雨霧を意識してしまいだいぶ引いた構図になりました。トリミングすれば済むことかもだが、ファインダーを覗いてる時点で良かれと思った構成であり取り合えずそのままとします。


428Dを進行方向の右にターンして撮った画像です。「Autumn Ouverture ①」とほぼ同じフレーミングではあるが構成や光具合の良し悪し、そしてキハ110が連結されていることなどを考慮し「Autumn Ouverture ①」を選択しました。


さて此処での撮影は撮る度に撮り直したいと思うように返す返す空模様と湿度が重要です。黄金色の田園に拘らなければ、湿度が低い田植え前の銀田の頃が良いと私的には思います。


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