孫娘は乗り鉄、じぃじは撮り鉄

21日(木)、娘が遅い夏休みとなりました。そして今月初めに三歳になった孫娘も保育所を休ませ家に居ます。娘の嫁ぎ先には男の子供が多く、孫娘はそれに感化されヒーローものや鉄道が好きです。列車のことを”カンカン”と呼び先日は東北本線を三駅ほど乗ったのだが、今回は只見線に乗車させようと奥会津に向かいました。

乗車するのはサマオクと娘、そして孫娘の三人で私は先回りして撮影です。車両は12:29発の上り428D、構成はキハ110の東北色ラッピング車両とキハE120の二両編成でした。

実のところキハ110は近くで見たことが無いので観察しました。画像は車体No223、ラッピング列車の車内です。運転席がキハ40より狭く見えるのは気のせいか‥。孫娘は乗車した時点でテンション爆上がりで見ず知らずの人に挨拶をしながら車内を走り回ります。昨秋よりワンマン運転となったが、この便には車掌が乗車しており只見線のステッカーを頂いたようです。


気になる乗車数だが他県、ないし他市町村の小学生とその関係者が20名ほど、その他は海外からの女性客2名に加え5名ほどを乗せて出発しました。霧幻峡のある早戸駅では撮影クルーらしき10名ほどの乗車があり、小学生のグループは柳津駅で降りたようだが、同駅からも数人乗るなど平日ながら想像以上の乗車数だと私は思いました。

さて孫娘達は会津坂下駅で降ります。撮影を終え降車駅まで間に合う場所ということで、この数年撮っている河沼郡柳津町大字飯谷字新町甲としました。只見川を中心に段丘形状となる柳津町の中心部は瑞光橋から飯谷大橋間の北西部一帯に棚田が形成され、その上段から柳津運動公園方面を遠望します。詳しくは「2021/09/17」の撮影記を参照して下さい。


昨年から白丸部の田植えが行われていない模様です。従って白丸部が稲で隠れる位置に立ち構図内に入り込まないよう画作りしました。尚、この立ち位置は記載した住所より数段上の棚田になるのだが、グーグルマップでは住所が明記されていません。従って当ブログでは下段の住所を記載しています。また道路は狭く普通車でのUターンは難しいですが、300mほど先の待避所で方向転換できます。


あゝ秋だ、ただ何となく秋だ...」~ F10・SS1/200・ISO250 ~


車両は13:16頃通過です。下り便なので進行方向は左になります。かなり離れているが画像右側にある郷戸駅を出て直ぐの郷戸踏切の警報音が聞こえ、且つ目視できるので車両が来たことが分かります。上り便の場合は画像左側になる新田街道踏切の警報音が聞こえるが、風向きによって耳に届き難いこともあります。因みに左端に写るナイター照明の設備は柳津運動公園の多目的グラウンドです。


此処から眺める山間に広がる黄金色の田んぼは私的原風景の一つです。併しそのままでは完成されておらず、遠くに只見線の列車が通り過ぎ初めて一枚の画になると思います。昨年の同時期、手前側の稲は全て倒れていたが今年はまだそこまでは至っていませんでした。


雨脚が残りレンズが曇っているのかと思うほどの霞んだ画像になり、ピクチャーコントロールをコントラスト及び色調を+1とした風景で撮りました。遠景なのでいつもピーカンを避ける撮影ポイントだがこの時は薄曇りの好コンデション、且つWBを5800k周辺とし後の補正をあまり必要としませんでした。気になるのは線路沿いの雑草だが、一部がだいぶ伸びておりそれを避けると車両を左に置くようなります。併しながらそれでは面白くないので隠れても車両をほぼ中心に置きました。


撮影後は即撤収し会津坂下駅に向かいます。途中会津坂本駅まで列車と並走しました。会津坂下駅のホームで到着を待っていたが、最後部から降りた孫娘達は先の方に立つ私には気付かずそのまま改札口へ向かいました。そしてこの駅でも多数の乗客がいました。


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