秋澄みて彼方を行くや鈍行列車

17日(金)、河沼郡柳津町の只見川に掛かる瑞光橋から飯谷大橋間の北西部一帯には棚田があり、先月初頭に緑田を撮った同大字飯谷字新町甲から只見線を遠望する。

①柳津学園中学校  ②柳津運動公園  ③新田街道踏切
④郷戸踏切(杉林の影)  ⑤郷戸駅(矢印の先)


以上立ち位置から遠望した様子。今回は先月より一段上に立つ。撮影準備中は秋雲が流れ良い感じであったが、次第に曇り空は撮り込まないことにした。

そうこうしている内に13:19頃通過の上り428Dがやって来ました。今回はカメラ二台体制、因みにこの画像は手持ち。肉眼では全く気付かなかったが、望遠で撮ると電線が多数写り込んでいた。


秋澄みて彼方を行くや鈍行列車 ①」~ F10・SS1/200・ISO200 ~


平日午後一の上り便なので三両編成となり、引いて撮ってもその存在感は残るだろうとの想定でフレーミングした。立ち位置から線路までの距離はどれほどだろうか、風に乗って警報器やレールを叩く音が聞こえてきます。


続いて約50分後、14:09頃通過の下り427Dを撮る。この画像は手持ち、且つ旧いカメラながら色合いやコントラストが妙に良いです。当然今のカメラに比べれば画素数は少ないものの、暫くメインで使ってみようかとも思う。


秋澄みて彼方を行くや鈍行列車 ②」~ F10・SS1/200・ISO320 ~


国道252号線沿いの家屋もフレーミングしてみた。遠景なので①②とも車両周辺のコントラストをやや+補している。さて山々の木々は少しずつ色が変わり、紅葉の頃はどんな景観になるかまた来てみます。そして前回も書いたように時折り虫の声が聞こえるのみの静まり返った眺めに、足元が浮きふと吸い込まれそうな感覚になります。


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