色付く只見線沿線・・・午前の部

29日(日)、一昨日の金曜日に続き奥会津、午前の部です。この日は紅葉と普通列車の撮影を主に行う予定で出掛けました。天候は昼前から雨が降ったり止んだりの厚雲が広がる空模様でした。従って今回upする画像は何れも重々しい色合いになりました。

この画像は05:40に撮ったものだが始発便を撮り辛い時間帯となり、まずは大沼郡三島町大字名入字上居平、第二野沢街道踏切周辺から第二只見川橋梁を走行する先頭車両を撮ります。


一番列車がやって来る」~ F7.1・SS1/160・ISO800 ~


車両は06:02頃通過の上り422D。↓動画は明るいがまだまだ暗いです。併し設定を無理に明るくせずとも列車の前照灯が周囲を照らします。これらを知った上での撮影になるのだが、背景などはこれも無理に明るく補正せず、全体のコントラスト調整を行うに留まりました。


キハ40の左右にあった前照灯と異なり、現行車両は中央に二つ並ぶため光が強く大きな円球のようになってしまいます。その光の入り方というか角度次第で直ぐにフレアが発生することがあります。この画像に於いては車両が近付くに連れ下方側に発生しました。


続いては第五or第七只見川橋梁を予定していました。向かう途中の大沼郡金山町大字西谷字沖田の第五橋梁では川面の写り込みがあり、現時点で撮った方が良いと判断し準備を始めます。この画像もコンデジで撮ったものだがとても明るいです。紅葉は暗めで撮った方が発色するのでそれらを意識して画作りします。


季纏ふ」~ F8・SS1/200・ISO250 ~


車両は07:59頃通過の上り426D。この橋梁で八月に只見線満喫号の三両編成を撮り、私的に三両編成はどうも収まりが悪く思え避けていました。それから紅葉が色付く頃を待っていた次第だが、二両編成を左側に置く構成としました。


そんな事柄に呼応するかのように首都圏色がやって来たのは嬉しかったです。そしてその赤い車両は山々の紅葉を纏うかのように通過して行きました。此処では私以外に五名ほど居たのだが全て県外Noでした‥というより、この日は終始県内Noを見掛ませんでした。


426Dは会津川口駅で長時間停車します。折角なので第四只見川橋梁ないし細越拱橋俯瞰ポイントから撮ろうと向かってみるが山霧で下界の見通しが効きませんでした。従って山を下り大沼郡金山町大字水沼字沢西の水沼只見線ビュースポットへ行ってみました。


車両は08:52頃通過になります。取り敢えず撮るには撮ったが急ごしらえとでも云うのか、オーソドックスな景観故に今回のupは見送ります。

さて山々を見ると霧は流れその姿が見え始めたので再び俯瞰ポイントへ向かいます。行先は先程の細越拱橋を見下ろす大沼郡金山町大字水沼字田下モです。以前より紅葉時期に来てみようと思っていたが此処からは下大牧集落も俯瞰可能です。


早戸秋彩」~ F14・SS1/200・ISO500 ~


車両は09:28頃通過の下り425D、予定時刻より遅れました。周囲に踏切はなく、あたっとしてもジョイント音さえ聞こえない距離なので熟視して通過を待ちます。但しこれは下り便での話しになり、上り便の場合は下大牧集落を通過する車両の確認が可能です。


山霧はほぼ消え横で撮るか縦で撮るか暫く迷いました。色々と考察した結果、眼下の色付き具合が良く列車は小さくなるが縦構図に決めました。薄曇りなので影は生じず、そして色彩やコントラスの頃合いが良くほぼ撮って出しの画像になります。


425Dで午前中の便は終わりになります。昼食にはまだまだ早いし只見線満喫号を大沼郡三島町大字西方字居平の第一只見川橋梁で撮ることにしました。一昨日訪れた際は雨上がりで見通しが悪く船着き場に移動したが、今回は陽が射さず景観はくすんで更に宜しくないです。車両は11:03頃通過の下り9425D。小雨が降り始め撮るには撮ったが時間消化目的です。


以上が午前の部です。先述したように二日過ぎての奥会津だが、その二日間で色付き具合はだいぶ違って見えました。この時点でまだ緑の木々の色合いが変わってくるとは思うが、散っている木々も多く一進一退とでも云うのか、何れにせよ来月初旬までは撮影が続くだろう。


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