いわき市小名浜 ”さかな屋食堂ウロコジュウ”

県道15号小名浜四ツ倉線と、県道66号小名浜小野線(臨港道路二号線)の交差点沿いにある”さかな屋食堂ウロコジュウ”。一人では入ることが無い店だが家族連れで初めて訪問する。

震災から四年後、同店はいわき市平豊間地区の復興商店街「とよマルシェ」に鮮魚店として営業していたことをふと思い出す。現店舗前を通る度いつも混んでいることは知っていたので開店40分ほど前にに到着。すると10:30の開店となり待ち時間は僅かでした。

食券方式になります。毎度のことだが初めての店、且つメニューが多いとかなり迷う。加えて後ろに人が並ぶとじっくり選ぶどころか気を揉んでしまい、食券方式はどうしても苦手だ。


例えば今回の場合は更に迷うというか、丼ものに(小)や(大)がありその違いは何なのか分からない。更にウロコジュウ膳などは画像がないのでその内容も全く不明であり、これは不親切というか初めての客は立ち尽くすことになると思う。

店内は四人席テーブル×三卓、六人席テーブル×三卓、小上がり二人席×一卓、小上がり六人席×二卓、カウンター×八席。食券は購入時点で厨房に伝達され、出来上がると食券Noの呼び出しがあり店員がテーブルに運ぶ。

えび天丼 @1.700円


私の注文です。大葉の天ぷらが一つに特大ではないが大ぶりの海老が何と五本。蓋が閉まらないビジュアルは最高です。味噌汁は魚介を使った潮汁になり私は苦手でサマオクに譲渡。

その蓋にえび天を取り分け食べ始めれば、エビのプリプリ感は確かに活きが良く風味も良しです。大ぶりのえび天五本となれば食べ応えは十分であり、ご飯に沁みる甘辛いツユと相俟って実に美味い。因みにツユの量も適度で尚のこと良いのだが、天ぷらの揚げ方や使われている油などは一般的な内容だと思う。

サーモンイクラ丼 @2.000円


海鮮丼 @1.700円


サーモンイクラ丼は娘の注文です。イクラ好きの孫娘とのシェアです。娘も潮汁は苦手なのでサマオクへ渡します。海鮮丼はサマオクの注文です。えび天同様に活きも色艶も良くサマオクも娘も美味い美味いと言いながら食べていたが、先述したように撮影の合間に一人で食べるにはちょっと敷居が高い価格です。更に昨今はアニノキス症などなど、折角だが私的に獲れたばかりの魚介類を生で食べるのは躊躇してしまう。


さて店内画像を見て気付かれたかもだが、テーブル間が狭くこれがとても厄介です。というのも水に加え食後はセルフで返却するようになり、特に冬季などは上着の裾が隣のテーブルにある醤油のボトルなどを引っ掛けてしまったり、先述した食券に関しても画像や説明書きを掲示するなど是非とも改善をお願いしたいところだ。


いわき市小名浜下神白字林崎54-3 水曜定休