左上腕骨折

02/23、骨折しました。今までバイクで転倒、祭典中に転倒などなど三度ほど肋骨を折ったりヒビが入ったことはあるが、身体の動きや生活に支障をきたす骨折は初めてです。その経緯は室内遊戯施設で孫娘と遊んでいる最中に起きました。一部がビニールらしきものに覆われた起伏のある床上で足を滑らせ転倒、左上腕に激痛があって暫く起きられませんでした。近くにいたスタッフに抱えられ椅子に座ったが、息も出来ないような痛さに油汗が流れる。


幸い孫娘は離れた所に居たので巻き込むことはなかったが、私が転倒したことも気付かず遊び続けていた。この時点で痛みの原因は分からず、スタッフが近くの整形外科に連絡を取り場所を教えられるも一旦自宅まで帰ることにした。


自宅までは凡そ25km、AT車なので運転は出来るがシートベルトの装着は地獄の苦しみだった。帰宅後ちょっと横になっていたが痛みが激しくなり、医師である妹にTELするとそれはほぼ骨折ということで救急車で病院に行く。その病院は歩いても行ける距離で二つある信号機が何れも青なら車で一分程であるが、既に運転する気力はありませんでした。

病院到着後は早速レントゲンとCT撮影になった。レントゲン撮影の際、腕を机上に置いての体制は顔が歪むほどの痛みだった。結果はタイトル通りの左上腕骨折で、「MSD マニュアル」より引用した上画像とほぼ同じX線画像でした。医師曰く完全に折れて分離している訳ではないが、骨折に与えする症状のようです。


治療は手術しボルトで止めるか自然治癒の二通り。前者は全身麻酔&約一週間の入院となり自然治癒を選択したが何れにせよ全治三ヶ月、痛みは最低でも一ヶ月は続くようです。治療は三角巾で腕を吊り左腕と胴体をベルトで固定、痛み止めを処方され帰宅する。尚、自然治癒の間に骨がずれたりした場合は手術になるようです。


それから10日程が過ぎ通院しレントゲンを撮りました。ずれなどは無く三角巾は外し現在は固定用のベルトのみを装着しています。三週間後に三度撮影予定だが、その時の状況によってベルトを外すかどうか判断するようです。三角巾を外したので肘を幾らでも動かすように云われたが、肩を動かす行為はご法度です‥というか、痛くてそれは出来ません。


今回骨折して感じたことや障害はまず寝起きが困難ということだ。数十年ベットに寝ていたものの、昨夏亡くなった母の介護のため五年前より1Fの布団に寝るようになりずっとそのままだった。布団は布団で良いこともあるけど、怪我となればベットの方が楽だがなかなか2Fで寝る気になれない。関連して片手だと毛布や掛け布団を上手く身体に覆うことが出来ず、寝るときや夜中にトイレに起きた際などはサマオクの世話になる。


トイレは大が厄介で片手ではパンツやズボンを上手く上げられない。三角巾を外したので痛みが無ければ左手も使えるが、今のところ右手のみで四苦八苦している。様式トイレなのでこれ位で済んでいるが、和式で足の骨折だったら一体どうするのだろう。風呂がまた大変で脱いだり着たりはほぼサマオク任せ。そして左腕と胴体をベルトで固定しいるため脇の下が汗ばんでとても痒い。その痒さは時として夜も眠れないほどです。


食事に関しては何とか片手でもOKです。でもこれももし右手の骨折だったら大変なことになっていたかも知れない。数日間には”食”カテの記事をupしたが、片手でのキーボード操作はミスタッチが多く時間がかかります。更には左右の手を同時に使うShift、Ctrl、Altキーなどを押せないのは結構なストレスになる。


先述した母が最初に入院したのは五年前になり、隣のベットは左腕がない老婆だった。若かった頃に腕を失い右手で器用に何でもこなすが、補聴器の電池交換は出来ないのか私がやってあげた。今回骨折しそのことが直ぐに頭に浮かんだが、両手両足が思いのままに動かせることがどれだけ有難いことか身を以て再認識する。


さてコメントやmailなどでご心配頂きありがとう御座いました。以上が仔細になるが、長々というか細かいことまで書いてしまいました。近所の移動では車を運転出来るようになったけど、全治三ヶ月と云うことは昨年に続き今年の桜も撮ることは難しいかもです。