仮設の浜風商店街で営業していた頃は度々訪れていたのだが、あれから何年経つのだろうかいわき市久之浜町の”からすや食堂”へ行ってみました。

現在の店舗は久之浜町コミュニティ商業施設｢浜風きらら｣の隣りにあります。移築後に何度か店舗前には行ってみたが、毎回混んでいて寄らず仕舞いになっていました。

食堂とは云え定食類はなく至ってシンプルです。昔の価格を調べてみるとラーメンは50円upとなっているもののそれでも何とワンコインで食べられます。

店内は二人席×二卓、四人席×二卓、カウンター二席。開店して間もなくおそらく地元の人達で満席になりました。驚くことに女将さんは私のことを覚えていました。顔を見るなり声を掛けられ、そして当時の写真などを見せて頂き一瞬時が止まったような感覚になりました。

奥には震災当時の写真や、仮設店の壁に書かれていた著名人によるサインの大きな画像(白丸部)が飾られていました。あの頃は2013年NHK大河ドラマ”八重の桜”のロケが始まり吉川晃司や中村獅童、そして草笛光子が訪れていました。下画像は仮設店時のものです。

しょうゆラーメン ＠500円

シンプルなビジュアルのラーメンです。価格が価格なので多くのことは期待出来ないが、ショウガ風味のスッキリそしてあっさりしたスープです。但し何度も価格ゆえというのはあれだが、麺の量は女性にしても少ないかも知れない。

麺は子供の頃に食べた町角のラーメンそのもので郷愁感を覚えます。チャーシューもそれに準じ昔はこうだったよなぁ‥と、記憶が甦る。それにしても600円のチャーシューメンってどんなものなのか興味がある。

チャーハン ＠600円

空腹なのでチャーハンも頼みました。具材は細かくカットされておりその内容はよく分かりませんでした。しっとり系のチャーハンで家庭的な味でした。仮設店の頃に食べたチャーハンはパラパラで今以上に美味かった記憶がありちょっと残念。そういえば一緒に食べた羽根つき餃子も美味かったことを思い出し次回は食べてみようと思う。

いわき市久ノ浜町久ノ浜字北町54-1 不定休