福島市町庭坂、吾妻山と奥羽本線

03日(土)、福島市町庭坂字山ノ下の溜池にて前回一昨年ぶりに奥羽本線の撮影を行う。到着はまだ明け切らぬ05:15頃であったが、既に数台の車が停まっていた。

一昨年は池に蓮の枯れ枝が多く点在し景観は宜しくなかったものの、土地の所有者が清掃したとのことでお疲れ様であります。下画像、私は五便ほど撮って退散したが、その頃にはこのような人出になっておりました。始発便の時間帯、池の写り込み目的となれば、早めに場所を確保する必要があります。


撮影車両は07:27頃通過下り427M、上りつばさ122、07:51頃通過上り420M、下りつばさ121M、08:17頃通過下り431Mとなり、そもそもは普通車両を撮ることが主なのでメインは三便ということになる。

上画像下り427M、下画像上りつばさ122。この日は風があって写り込みはどうやら期待できそうにない。とはいえいつ風が止んで水面が治まるかも知れず、構図はこのままで撮ることにした。結果的に427M、420M、431Mとも期待する水鏡にはならず、中でも空に雲がない420Mをupすることにした。因みに山形新幹線は白トビの発生多しです。


春風紀行」~ F10・SS1/250・ISO200 ~


無風であれば背景の吾妻山もくっきりと水面に写るのだが残念。それにしてもその吾妻山の積雪は少なく、そのぶん吾妻小富士の雪うさぎははっきりと見える。桜の写り込みのコントラストを+補正、全体の色合いをやや暖色系に修正。次の機会は穏やかな水面を期待したい。


帰路は福島市松川町金沢字小手山浦の芳水の櫻へ寄る。この時間となれば見物客も増え、桜の背後には多くの車が並ぶ。更に風も治まらず桜下の池の写り込みも撮れそうにない。

試しに長露光で人の姿を消すように撮ってみるも、この角度からはビニールハウスが入り込んでしまうなどなどイマイチ。


燦 々」~ F13・SS1/1250・ISO200 ~


従って程よい高さの太陽を配した逆光での撮影。もうちょい暗い露出にすれば太陽の光芒ははっきりすると思われるが、肝心の桜が黒くなってしまう。現像は当然ながらその日陰で黒くなった桜の明るさや色調、彩度の補正を行う。幹に発生したフレアは色調補正で抑えることができた。こうしてみると右側の雲の姿がイマイチながら、この後太陽はどんどん高くなり、画角内に収まり切れなくなった。


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