須賀川市大袋町 ”支那そば幸雲”

故佐野実氏の「支那そばや」で修業したとのことで、前々より行きたかった須賀川の”支那そば幸雲”を初訪問。平日ながら開店時より次々とお客さんが来店し直ぐに満席となりました。

「食べて幸せを感じる雲呑、幸せになれる雲呑」が屋号の由来であり、同店はワンタン麺がメインとなります。スープは醤油と塩、そしてそれらを合わせた重ね味になる。尚つけそば類は暫く休みとのことです。


ワンタンは肉とエビがあり一杯に6ヶ乗る。特製麺は肉とエビが3ヶずつとなり、ハーフはワンタンの数が半分となる。メニュー表を見て理解するのに少々時間を要しました。

明るい店内は四人席テーブル×二卓、小上がり四人席×二卓、カウンター七席。下画像は使用される食材一覧。これだけのものを使った味は如何なものか期待が高まるも、素人ながらバランスが取れないと焦点がボケた味になることもそこそこ知っております。

チャーシュー肉ワンタン麺(醤油) @1.150円+大盛 @100円


素晴らしいビジュアルです。且つワンタンの大きさとその数がインパクト大、まずはスープを一口、すると魚系の風味の後にまろやかな味わいが続く。確かにこれは天然素材の優しさなのだが、先述したように的を得てないというか、まとまっているけどまとまっていないような、個人的にはコクや深みを感じられなかった。


天然素材は日々味が変わります。なので一回食べただけで評価はできないけど、一期一会という言葉もあり、その時その時の印象で次があるか否か厳しい世界なのかも知れない。

ストレートの細麺。加水率は低く歯応えがあって美味いです。これでスープにコクがあれば尚のこと良かったか。ワンタンの皮は厚くてプルプル、更にジューシーな旨味と相まって食べ応えがあります。チャーシューは可もなく不可もなくといったところか。大盛りはそこそこの量があり、更にワンタンも加わるので思った以上に満腹となりました。

特性ワンタン麺(重ね味) @980円


サマオク注文の品です。重ね味は塩と醤油と合わせたタレになるようです。ちょっと味見してみると醤油以上に優しい味でした。サマオク曰くすり身ながらエビワンタンはプリプリしてとても美味しかったとこと。次は新塩のエビワンタン(ハーフ)を食べると決めたようです。


須賀川市大袋町182-1 木曜定休