いわき市平 賽の河原+etc

三連休中日の八日、天気予報は晴れ、且つ休みはこの日だけなので先週様子を見に行った相馬市岩子字宝迫へ出掛ける。

家を出たのは03:30、濃霧の中05:00前に到着したが雲行きが怪しいです。それでも最初の内は遠くも見渡せたが、時間の経過と共に更に霧が発生しAFも効かない状況に陥る。雲行きが変わり太陽が顔を出す様子はなく、養殖で使う竿を中心に画作りを行う。

さて震災後の文字島周辺だが、長きに渡り続いていた護岸工事はほぼ終わったようです。時折り現況を聴かれることがあるのだが、上画像が現在の様子になります。「以前」は長閑で風情のある景観を見せていたものの、かさ上げされた沿岸は大きく変わった。


色淡き朝は夢む ①」~ F8・SS2.5・ISO100 ~


色淡き朝は夢む ②」~ F6.3・SS1/6・ISO100 ~


朝陽を期待したものの残念な空模様となってしまった。それでも単なる曇り空ではなく、霧が立ったお陰で幻想的な画像になったようにも思う。撮影時刻は①が05:29、②が05:44、そこそこ明るいのでISO100を選択。先に書いたようにAFが合焦しづらい環境であり、MFと切り替えながら撮影。①は露出を色々と変えて撮ってみたのだが、波紋が消え宙に浮いてるような感じになるSSを選択、②は中望遠レンズを使い走行する小舟をの動きを捉えてみた。


撮影時のWBは4000kだったが、後で見るとイメージする色合いではなく3600kに修正する。画像の内容からコントラストや明暗などの修正を必要とせず、ほぼ撮って出しといった内容。


相馬の他は特に寄りたい場所は無かったのだが、国道六号線を南下しいわき市平沼ノ内字浜街の沼ノ内漁港へ向かう。漁港の傍ら海に面する岸壁には洞窟があり、そこは賽の河原と云われる水子供養の霊場。

住所はいわき市平薄磯字北ノ作、”いわき市賽の河原”で検索すると心霊スポットとして多くヒットするけど、全く怖いことありません‥というか、いい加減な書かれようが目に付きます。

3.11の津波は洞窟内にも侵入、内部は崩壊し石仏は倒されてしまったが、ボランティアの方々が外に運び出し、現在は入り口の左側に置かれている。

内部には運び出された石仏が多数並び、祭壇などもあったがその形跡は無くなってしまった。因みに洞窟は歩いて薄磯海岸方面へ出られる。

賽の河原から塩屋崎灯台を望む。今日の沿岸は一日中こんな風にガスが掛かった景観だった。此処から眺める灯台もなかなか良いもので、波が高くなければ薄磯海岸からも来られ、何れ夜の撮影を行ってみたいと思う。


生きてるって言ってみろ」~ F8・SS1/125・ISO200・C-PL ~


撮影方法を悩んだが最終的にモノクロを選択。つまり撮影時からモノクロで撮った次第だが、各カメラ設定の違いなどはあるものの、後にPCでモノクロ化した内容とはコントラストや明暗の表現などが異なる。当初は絞りを開け気味にして背景をボカス手法であったが、今回はきっちりと描き切った方が好ましいと思う。


レタッチはコントラストと明暗を部位毎に補正。尚タイトルは友川かずきの楽曲名でもあり、並んだ石仏に「生きてるって言ってみろ」と問われた際、胸を張って生きていると言えるか否か現場で自問自答していた。


夕暮れを待っていわき市中之作字勝見ケ浦の竜ヶ埼鼻灯標に来てみる。一ヶ月ほど前にも撮影を行うも結局はその画像も削除した。つまりイメージに合うものが最近はなかなか撮れない状態だ。


と言いつつ今回は灯標の背後に大型船が停泊したまま、且つ空模様が冴えないので撮影を断念し先程の賽の河原方面、いわき市平薄磯字北街の薄磯海岸へ戻る。五月に「わたしは夜に海をみる op.5」をupしたが、ほぼ同じ立ち位置からの撮影を行った。


わたしは夜に海をみる op.7」~ F8・SS904.9・ISO320 ~


今日は満潮干潮とも波が荒く、撮影時は満潮となっており以前とは違う画になるのではと期待する。暗くなってからの撮影準備のためピントは対象物、ここでは岩礁とほぼ同じ距離であろう街路灯に合わせる。構図は何度も撮って少しずつ変えて行った。


レタッチはWBや色相補正で青さを加え、光跡や岩礁の色合いを整える。今回は等倍で見るとノイズが目立ち、全体を修正した後に手前側を再度修正する。結果として前回と同じような画になってしまったが、一面の荒立つ波の形状に印象が異なって見える。


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