喜多方市山都町 棚田の桜+etc

28日(日)、先週様子見に訪れてた喜多方市山都町朝倉字葛祖乙の棚田の桜へ行く。初の撮影場所、且つその地形から早朝の撮影が適していると判断し早くから現場入りする。

桜の種があり全てが同時に咲くことはないようだが、それでもなかなかの景観だ。既に棚田では稲作りが行われていないのだろう、雑草が蔓延り荒れている。因みに想像する程のカメラマンの人数ではなかったものの、途中の温度は氷点下を示す場所もあり寒かった。


朝がやってきた ①」~ F10・SS1/30・ISO200・HALF ND8 ~


「朝がやってきた ②」~ F10・SS1/25・ISO200・HALF ND8 ~


撮影時間は①06:02②05:16となり、表示は前後入れ替わる。①は陽射しが山の上部に射しかかった時間帯。HALF NDを使い全体的にフラットな光具合になるよう調整した。


この場所は左に三ノ沢、右の五枚沢川が流れ、条件よって川霧が発生するようだ。②の陽が射す前はその川霧が背景の山際から流れ込み、一瞬だけ全体を軽く覆い込む。陽が当たる背景と手前側には輝度差が生じ、迷わずHALF NDを装着する。


現像は①②とも桜の色調と輝度差の調整を行ったように、天候の良い早朝の撮影時、風景的にフレーミングするのであればHALF NDが必要ということになる。


山都町から耶麻郡北塩原村大字大塩字の桜峠を周る。国道から眺めただけだが桜はまだまだの状態であった。上画像はラビスパ裏磐梯入り口の水芭蕉。

夕刻、郡山市湖南町舟津字鬼沼から猪苗代湖を眺める。毎春の定点撮影だが、例年と比較しこの時期としては水量が少ないのか湖底の一部が表出している。


夕 帳」~ F8・SS2.5・ISO200・ND400 ~


結論的に言ってしまえば磐梯山に雲が掛かるとイマイチの景観になってしまう。先に書いたように毎春撮っているが、今のところ「2015」に撮った画像が景観、色調ともベストとなるようだ。


湖面が荒れておりC-PLは不使用、反射は抑えなかった。撮影時間は18:05、ND400は湖面の荒れを抑える長露光撮影と共に、空の赤色を色濃く表現する目的もある。


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