Windows 10

来年一月、Windows 7のサポート終了に伴い、Windows 10に更新しないとなぁ‥と、重い腰を上げた。だいぶ前にその無償更新は終わっていると思う方もいるようだが、終わったのはWindowsアップデート経由の更新であり、来年一月のサポート終了までは「こちら」より更新が可能だ。


私は自作PCを使っており、OSはクリーンインストールするものだという概念があり、上書きインストールは経験がない。というのも、上書きすると色々な不具合が生じるということが昔から云われており躊躇していたのだが、今回は特に問題なく三台のPCの更新を終了した。

上画像はメインで使っているPCで画像の編集などを行う。下画像は仕事場にあるPC。何れもハードは約10年前のものだが、自作PCは壊れたパーツを交換しながら使えるのが利点の一つ。とはいえどのパーツが悪いのかを見極める作業が面倒ではある。


こうして見ると古いキーボードに目が行く。今迄パンダグラフやメカニカルなど色々なタイプを使ってきたが、結局はメンブレンのオーソドックスな方式に落ち着いた。それも昔々各メーカの付属品であったKB-3920という型番のキーボードであり、ヤフオクで程度の良いものを数台落札しストックしてある。

こちらはソニーのノートパソコン。以前は撮影の際に持ち出していたのだが、もう三年ほど立ち上げることはなかった。従ってWindows 10更新時に各アップデートの取得に時間を要し、加えてセキュリティソフトが古くそれを更新し再起動、その後Windows 10の更新を途中から再開した。


さてWindows 10を使ってみての感想だが、使い安いか否かは今すぐには分からない。そんな中で気になるのは要らぬソフトというかアプリが大量に入っているということで、不要と思われるものは即アインストールした。


またWindows 10ではモニター調整ソフトの「Calibrize 2.0」が使えなくなり、またモバイル環境下での小さなディスプレイを想定しているのか文字がぼやけて汚い。以前はデザインの詳細設定でデスクトップなどのアイコンの文字を見易く変更できたが、まずはこの二点を補うソフトをDLした。

左がモニター調整ソフトの「Free Monitor Manager」、右が文字を補正する「 Windows 10 DPI Fix」。使い方は何れもサイトを参照頂くとし、「Free Monitor Manager」の色具合調整は「Calibrize 2.0」を表示し確認している。ビデオカードのドライバ類をインストールすれば良いのだが、何分古いハードのため適応するドライバが見当たらない。


そしてお恥ずかしながらofficeは未だに2000を使っている次第だが、Windows 7に於いてwordは問題なく、ExcelはVistaと同様にオートコンプリートをOFFにすれば使えた。それでは果たしてWindows 10ではどうなったか。


まずExcelはオートコンプリートOFFで支障なく動作する。併しwordの動作は問題ありだった。色々と調べ”日本語入力のオン/オフを自動的に切り替える”のチェックを外してみる。結果64bit環境では落ちてしまうが、32bit環境ではなんとか使えそうだ。実は仕事用PCは32bit環境であり、急々に対策しなくても良いのかも知れない。


そんなこんなでこの先使用してどうなるか、使えないソフトなどが色々とあるかも知れないが、そんな時のためにXPとVistaのデュアル・ブートPCを一台置いてある。という訳で家族が使うPCも様子を見ながらWindows 10に更新して行きます。