大沼郡三島町 只見線早戸俯瞰+etc

07日(木)、仕事の合間を見て撮影に向かう。目的は大沼郡金山町大字水沼字沢東の第四只見川橋梁俯瞰、三両編成となる平日午後一番の上り便。三日の日曜に紅葉の色づき具合を確認、天気予報で曇りとなるこの日を選んだ。

撮影地に到着し準備をしていると台湾からの若い男女グループがやってきた。日本語は分からずスマホの翻訳機能でコミニケーションを取るが、かなりの下調べを行ってきたようだ。そしてスマホ内の地図で各撮影地の行き方を身振り手振りで教えたが、上手く辿り着けただろうか。因みに↓動画では台湾語が聞こえている。

個人的に紅葉の只見線は此処を撮らないと終わらないといったところだが、先に書いたようになぜ曇りを選ぶか、それは陽射しがあると左右の山々に輝度差が生じ、特に左側は暗くなり車両は白トビを起こす。従って薄陽というか薄曇りというかそんな状況が良い。


秋ヲ見送ル」~ F8・SS1/200・ISO320 ~


今回はやや画角を狭くしたが、毎秋々々の定番構図。車両は12:41頃通過の上り428D。通過前まで川面が波立っていたがどうやら収まったようだ。此処に来る前に会津川口駅でラッピング列車連結の三両編成であることを確認、聞けばこのラッピング列車の運行は今年度中で終わるとのことらしい。


現像はコントラストの調整で全体のくすみを抑え暖色系で色合いを調整。左側のスノーシェッド奥に停められた工事車両などを消去する。


続いて上り側がラッピング列車だと映えない大沼郡三島町大字早戸の早戸俯瞰へ向かう。撮影車両は14:38頃通過の下り427D。昨年は11月始めに撮影したのだが、この日の様子は散ってはいないもののかなり色褪せていた。


下画像は上画像左奥の早三橋から眺めた霧幻峡周辺。今年はどうなんだろう、紅葉の色付き具合が同時期と比較しイマイチのような気がする。


早戸立冬」~ F8・SS1/200・ISO250 ~


昨年の構図は背景の山頂をカットしたが、今回はやや広めの画角としてみた。車両通過前の空模様は曇りとなり、このまま過ぎることを願うが次第に雲間から陽が射し込む。それでもピーカンでは無いのではっきりとした輝度差は生じずに済んだ。


色褪せた紅葉、及び空と川面の色合いを補正。更に「秋ヲ見送ル」同様、コントラストの調整でくすみ感を低減する。


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