深秋の奥会津と只見線

15日(日)、深秋の只見線撮影に行く。まずは先週撮影した大沼郡三島町大字早戸字小沢巻の早戸駅だが、その際の構図及び露出がイマイチとなりその撮り直し。

夜明け前の撮影なので凡そのフレーミングで試し撮りを繰り返し構図を絞る。この一週間で大分落葉し左側樹木の間から只見川が見え隠れする。


秋更くる朝」~ F10・SS13・ISO200 ~


タイトルは前回のままとした。また車両も同様に05:51発の上り422Dになる。前回の約半分、二段下げた露出となり周囲は暗いものの此方の方が全体のバランスは良いかも知れない。先週気になった背景の国道252号線を走行する車は今回なかった。


次は大沼郡三島町大字名入字上居平の第二只見川橋梁へ行く。併しながらいつもように橋梁をメインにするのではなく、まずは橋梁傍の第二野沢街道踏切周辺を立ち位置とする。

上画像は踏切からの会津西方駅方面、下画像は第二只見川橋梁方面となり、07:27頃通過の下り423Dを前者、07:38頃通過の上り424Dを後者の方向で撮る。


秋陽の朝」~ F10・SS1/250・ISO320 ~


秋 更」~ F10・SS1/250・ISO320 ~


両画像とも陽光が射し込み陰日向が気になるところだが、夏のギラギラした光とは異なり春陽のようにとても優しい。とはいえその差は現像の際にある程度補正をしている。所で手入れされていない柿の老木は毎年実らない。「秋陽の朝」で写っている柿は生っているが、この日の撮影は沿線各所の柿の実が生っているか否かの確認もあった。


次便まで時間があるので大沼郡金山町大字大栗山字雨沼の霧幻峡へ寄ってみる。先週は若干早いかなぁ‥と、思う眺めであったもののご覧のようになっていた。

霧幻峡から大沼郡金山町大字中川字上野原の中川集落を見下ろすポイントへ向かう。此処は中川集落から沼沢湖を結ぶフェアリーロード上になり、雪が降れば通行止めとなる。夏季は雑草が伸び線路が隠れてしまうため田植え時期や今頃が適しているとはいえ、雑草の間から見通しの良い場所を探す。因みに線路は白線下部になる。


静 秋」F10・SS1/250・ISO200 ~


車両は08:47頃通過の上り426D。此処でも只見川の対岸沿いに秋の柔らかい陽が射していた。タイトルは「静 秋」としたが、↓動画でご覧いただけるようにこの日は防火パレードが行われサイレンが賑やかな眺めだった w


フェアリーロードを下ると大沼郡金山町大字中川字中町の中川構内踏切になる。何度も通っている踏切でがあるが撮影回数は少ない。尚、画像右側は30mほどで会津中川駅。


そんな訳で下画像、09:34頃通過の下り425Dを撮るも家屋と車両位置の間合いが難しい。ファインダー内では車両がかなり迫っているように見えるも、実際は右側の家屋が全く隠れていない。従って車両は左側樹木に並ぶ位置になる必要があるようだ。


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