春を感じた快晴の相馬市岩子

31日(日)、週末の寒波・大雪により只見線は運転見合わせが続く。撮りたい場所があったのだがそれは次回ということで、昨年の11月以来ぶりに相馬市岩子へ行く。家を出るときは10cmほどの積雪があったものの相馬は快晴となっていた。

最初は撮影ポイントの一つ相馬市岩子字長谷地へ向かう。長期に渡り護岸工事が行われ、以前の景観とは大きく変わりつつある。それにしても下画像のように黎明時の空には雲がないと焼けません。従ってレンズを中望遠に変え海上の一角を切り取る。


潮 彩」~ F6.3・SS25・ISO200・C-PL+ND8 ~


日の出までは40分ほどあるがAFが効き始め画作りし易い時間帯となる。朝夕の海の撮影は各フィルターを頻繁に着脱し、加えて波の様子などを考慮しながら撮っているが、これが楽しくもあり面倒だったりする。


黎 明」~ F8・SS6・ISO200・C-PL+ND8 ~


先に記したように相馬では黎明時の雲にこの二年ほど出会えず、2018/03/18に撮った画像をupする。この時はやや引き潮の状態で一部海底が覗いてる。そして空に薄っすらと雲が有ると無しでは状況が全く異なり、ドラマチックな景観となるように思う。


場所を相馬市岩子字宝迫の文字島へ移動する。とはいえ被写体は文字島ではなく毎春撮っている此処から見る松川浦大橋だ。


「空はけふ東雲色らし」~ F10・SS10・ISO100・C-PL+ND100 ~


小さい画像だと分かり辛いが大橋の照明がまだ点いてる薄暗い時間ではありながら、海面の表情を長露光で表現するため暗めのNDフィルターを選択、背景の雲と海面の状態を撮っては確認で数枚撮りその中から一枚を選んだ。


続いて相馬市岩子字大迫の宇多川へ行く。一昨年の今頃から撮り始めた場所だが、その秋の大雨台風により赤丸部に廃材類が流れ着いたままになっている。それにしてもこの堤防、犬の糞が多数有り。飼い主はきちんと処理して欲しいものだ。


川逍遥」~ F10・SS1/60・ISO200・C-PL ~


冬には白鳥が飛来しており、中途な様子より居ないなら居ないで構わないのだが、今回はこのような結果となる。


さてさて快晴となった相馬は暖かく、雪の奥会津と異なる色彩にちょっとだけ春の到来を感じた次第だが、考えてみれば立春は間も無くなんだなぁ‥。


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