早春の郡山市西田町梅ロード

12日(金)、時期的に早いけど暖かさに誘われ郡山市西田町三町目字長喜田の梅の里、字天ケ作の梅ロードへ行ってみた。同行したサマオクは菜の花を摘み今宵の膳に並びました。

紅梅は咲き始めるも、白梅はまだまだこれからといった状況。加えて花曇りとでもいうのかどんよりした空模様となっている。

こんな時はソフト系フィルターを使って画作りする。これらのフィルターは常時車に乗せてはあるが使用するのは何時以来だろうか、思い出すこともできないほど昔のことだ。

今回使ったフィルターはFOGGY BとCENTER FOCUSの二種、それぞれに使い方というかレンズや焦点距離、そして後のレタッチなどなど一長一短有りだ。


風ふかば にほひをこせよ 梅の花 ①」~ F8・SS1/125・ISO200・FOGGY B ~


こちらはFOGGY Bを使用。このフィルターは霧を更に深く表現し、光の滲み具合が面白い効果を生む。霧がなくても使用可だが、レタッチである程度コントラストの補正が必要になり、その補正に合わせ彩度及び明暗の調整も行う。


風ふかば にほひをこせよ 梅の花 ②」~ F5.6・SS1/250・ISO200・CENTER FOCUS ~


フィルターの真ん中が開いたCENTER FOCUS。このフィルターは先のFOGGY Bと異なり中望遠レンズの使用が前提になる。加えてなかなかピントが合わない際はマニュアルで合わせた方が早い。レタッチに関してはFOGGY Bと同じだが、ソフト系のフィルターは何れもピントをきちっと合わせることが大事かもと思う。


因みにタイトルは菅原道真の歌「東風ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ」から引用しました。


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