芽吹き始めた晩春の奥会津

25日(日)、二週間ほど様子を伺っていた会津中川駅の桜を見に行くが、今年は先週の郷戸駅と同様に花付きが悪く、所謂こずぐれた年となりました。従って芽吹き始めた新緑を添えた画作りを試みる。

まずは大沼郡金山町大字水沼字沢西の水沼橋から第四只見川橋梁を眺めるが、視点を変えて橋梁を省いた構成とした。車両は05:42頃通過の上り始発となる422D。


「残 春」~ F8・SS1/125・ISO1000 ~


おそらくこの桜も花付きが悪かったのだろうか、僅かに残った桜と新緑の色合いで春から初夏への移ろいを表現してみる。因みに季節が進めば線路沿いの雑草や木々の葉で列車は隠れてしまう。始発の時間帯、日が長くなったとはいえ暫くはISOを上げる必要がある。


次便まで時間があるので工事中であった大志集落のビューポイントへ行ってみる。するとこのような景観になっており、個人的には以前の自然のままの方が良かったと思う。

次の撮影は大沼郡金山町大字水沼字下大牧の中島橋梁。此処で07:21頃通過の上り424D、08:55頃通過の上り426Dを撮るも、前者は構図が芳しくなくボツとする。

426D通過迄の間、07:54頃通過の下り423Dを大沼郡金山町大字水沼字家ノ下タの不動沢トンネルで撮る。此処に立つのは二年ぶりになるだろうか、今回の撮影は山間には入らず水沼周辺を散策することとなった。


水沼お拾い op.2」~ F8・SS1/400・ISO640 ~


毎度のことだがキハE120、近くで撮ると未だに違和感が残る。この画像もキハ40であれば趣きがあるものの、矢張り近未来的印象を持ってしまう。その理由は車体前後の白い縁と車体の白線、黄色のドア、そして黒い窓枠と窓で、これが解消されれば何とかなるかも知れない‥と、勝手なことを書いております。


雪消水静まる」~ F10・SS1/320・ISO400 ~


中島橋梁426D。横で撮るか縦で撮るか迷う。横なら周囲の緑を撮り込めるも、当然ながら余計なものも多数入り縦構図を選択した。そして気付けば今回upする三枚は何れも二両の内の一両のみしか写っていない。


さて奥会津の桜は期待外れとなった次第だが、いよいよ新緑の季節となり、あれやこれやと撮りたい場所・構図などが多々ある。併しながら花疲れとでも云うのか、早朝に出掛けることや撮る行為自体に疲れ、イメージも枯渇中であります。


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