金山町中川集落にて撮り直し行脚

25日(金)、梅雨が明けてから川霧に出会うこと叶わず、この日は柳津及び第四橋梁付近に薄っすらと立ってはいたが、間も無く消えるであろう。よって家を出た時から最近upした画像を撮り直すつもりでいた。

その前に霧幻峡、早戸駅側の船着き場に寄る。モダンな船着き場となっており、川霧が立ち上った際など、原風景的に撮れるかどうかちょっと気掛かりだったりするが、その前にこのご時世故、タイミングも悪いのか昨年から渡し舟が運行する様を見ていない。

さて霧幻峡から大沼郡金山町大字中川字大田面へ向かう。先週はピーカンにより撮影を諦めたが、この日は朝から曇りで涼しい。此処は定期的に撮る場所でありながら、最近はどうも上手く行かない。天候などの自然現象も大きな要因ではあるが、何よりも昨春から運行するキハE120がこの風景にシックリ来ない。おそらくジュラルミンの車体色と黒い窓と窓枠が未来的であり、この原風景にマッチしないように思う。


土潤溽暑」~ F8・SS1/125・ISO800 ~


という訳で下手の横好きで懲りずに撮りました。車両は05:38頃通過の上り422D。構図はいつもとほぼ同じ。僅かに朝靄が残り、コントラストや色合いなどなど細々と補正を行う。取り合えずupはするものの、時間の経過に伴い見直し → 削除の可能性有り。因みに先に書いたように撮影時は涼しかったが、イメージ先行のタイトルとなっている。


などと色々書いてるが、この景観は個人的に奥会津の原風景そのものであり、キハ40が走行するシーンを初めて見たときはとても感慨深く、それ以来ずっと惹き付けられている。


続いて上画像、先週も撮った大沼郡金山町大字中川字古七田に移動。併しながらまだ曇り空で右上を占める背景の空がぽっかり開いてしまう。車両は07:13頃通過の上り424D。


下画像は大沼郡金山町大字中川字荻付の会津中川駅裏、荻付第一踏切周辺にて撮影。車両は同駅08:01発の下り423D。こうして見ると悪くはないが何かが不満。

徐々に青空が広がり、乗じて気温も一気に上昇汗が噴き出す。雲は流れ田んぼが輝き出す景観に先ほどの大字中川字古七田へ戻るも、撮影準備中に雲は消えてしまった。


炎陽の朝」~ F10・SS1/320・ISO160 ~


従って空の面積を減らすよう、立ち位置を変え引いた画角で手前側を多く撮り込む。車両は08:47頃通過の上り426D。青空に雲があれば言うことなしだが、これも後々撮り直すようになるかも知れない。尚、先週upした同タイトルの画像を刷新します。


次は今月初めにupした大沼郡会津美里町寺崎字宮ノ前の寺崎踏切と稲荷神社へ向かう。その際は引き過ぎて列車が小さくなってしまい、それらを考慮した構図で撮るのが目的。車両は「炎陽の朝」で撮った426D、通過は10:10頃。


会津野ヲ行ク op.5 ①」~ F10・SS1/400・ISO160 ~


会津野ヲ行ク op.5 ②」~ F10・SS1/640・ISO200 ~


①は立ち位置を前回と大きく変えるも、イメージ的に列車のサイズはこれ位となり、矢張り小さすぎるかも。併しながら夏の青空に白い雲といったシチュエーションに、前回を凌ぐ内容だと自己満足。②は別カメラに望遠を装着、①撮影後に手持ちで撮影。①以上の雲の存在に会津盆地の暑さが体感的に甦る。


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