奥会津の冷え込む山々と只見線

17日(日)、一気に寒くなりました。夜半に家を出た際はそうでもなかったが、降り止まぬ雨と相まって夜明け時は吐く息さえ白く、車載外気温度計は8℃だった。

日はどんどん短くなり、会津川口駅発の上り始発便を撮ることが難しくなってきた。画像は早戸駅05:51発の上り422D、紅葉はまだまだといった所だ。先述したように降り止まぬ雨、そして強風にブレが生じこの後の撮影の難儀さを予見する。

次便を何処で撮るかを思案の結果、大沼郡三島町大字西方字居平からの第一只見川橋梁とした。雨霧により時として見通しが利かなくなるも、列車通過時は何とかその姿を確認できた。山々は徐々に色彩が変わりつつあり見頃は今月末から来月になるだろうか、機会があればその頃にまた来てみたい。


秋 霖 ①」~ F9・SS1/160・ISO400 ~


秋 霖 ②」~ F8・SS1/160・ISO400 ~


車両は①が07:23頃通過の下り423D、②は07:41頃通過上り424D。見通しの悪さをコントラストの調整で補正したところノイズが大発生。因ってレタッチを最初からやり直し些か時間を要したが、気になればまたやり直すかも知れない。川面は終始風により波立っており、これはこれで却って面白いと思った。


続いて悪天候によりあちこちと移動せず、近くの第二只見川橋梁へ向かう。併しながら景観はパッとせず上画像、大沼郡三島町大字川井字天屋原の歳時記橋を渡って直ぐの矢印先に行く。此処は崖っぷちを歩くので滑落しないよう注意されたし。尚、立ち位置は数ヶ所あります。


紅黄始ル ①」~ F10・SS1/160・ISO640 ~


紅黄始ル ②」~ F10・SS1/160・ISO640 ~


車両は①が09:05頃通過の下り425D、②は09:17頃通過上り426D。画像のように種類によっては色付く樹木があります。それを前置きに画作りするが、このような場合悩むのがピントの位置。以前も書いたように私的には車両が主題であり、通常は車両にピント合わせること多し。②では雨脚で見通しが悪くなったものの、それでも車両にピントを合わせた。因みに①と比べ葉々がボケているのは焦点距離の違い。


此処でも川面は波立ち銀色に輝き、降雨と風による天候の悪さを連想する。それにしても撮影中はずっと寒かった。レインコートを着てはいるが、そもそもが薄着なので身体が冷え込み、帰ったら直ぐに冬用の着衣を積んでおこうと思った。更には動画をコンデジで撮っているのだが寒さ故バッテリーが直ぐに息切れし、色々と寒さ対策を行う季節となったようです。


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