南相馬市小高区 ”双葉食堂”

先日相双地区の記事をup、その後無性に行きたくなりました。都合よく自宅介護中の母は毎週金曜日にディサービスを利用しており、送り出してから浜通りに向かう。その仔細に付いては何れまたということで、昼は三年ぶりに”双葉食堂”を訪問しました。

11:00開店となっているがその前からオープンしており、平日は地元客で賑わってます。近所の方などはラーメンのテイクアウト、岡持ち持ってセルフ出前を行ってました。

ご覧に用にメニューは至ってシンプル。私的にこのような簡素なメニューが一番好きだ。内容は三年前と変わっていないが、価格は各50円上がっておりました。

店内はコロナ渦によりレイアウトが変わっており、二人席テーブル×三卓、四人席テーブル×二卓、小上がり四人席×三卓。テーブルは昔ながらの小さいもので大人は窮屈だと思う。他に自宅玄関から入る座敷席があるものの、そこへは未だ上がったことがありません。

中華そば @650円+大盛 @100円


ザ・ラーメンそのものといったビジュアルに感無量。熱々の黄金色に輝くスープをまずは一口、すっきりした鶏ガラスープに変わりはなく、じわっとっした美味さが後を引く。昔々食べたときは何かしら香味のような風味を感じたが、今回それはなくシンプルさが尚のこと引き立ち、個人的には毎日食べても飽きないラーメンと云えるかも知れない。因みに「ネギ多め」や「もやしちょい辛」などなど、ちょっとしたオプションの注文も可能だが、「ネギ多め」と頼むことをいつも忘れてしまう。


やや縮れた細麺があっさりスープに巧く絡み、更には細いながら存在感のある噛み応えが良い。昔ながらのモモ肉チャーシューは三枚乗っていたが、並盛りは二枚など、盛りで枚数が変わるかも知れない。味は子供の頃に食べたチャーシューそのもので、とても懐かしい。


先に熱々のスープと記したが、その熱さが最後まで続き言い換えれば湯気が立っていないラーメンなどは食べる前から美味さを感じなかったりする。