今年初の大志集落夕景俯瞰

06日(金)、GW後半は気温が上昇、且つ天候も良く、数年ぶりに河沼郡柳津町大字飯谷字新町甲の棚田で夕景を撮ってみようと思った。午後一で出掛けるつもりが所用が重なり15:30頃に家を出る。予定通りであれば宮下ダム周辺で只見線の下り便を一本撮る予定であった。

併し到着してみれば残念なことに水が入った田んぼは二枚のみで、これじゃちょっと画にならないなと諦める。因みに「2017/05/14」「2019/05/11」に撮ったものが直近のものであり、考えてみれば毎年GWが終わった翌週辺りに訪れていたことを思い出す。

という訳で急々に撮影地を大沼郡金山町大字川口字堰口、尻吹峠からの大志集落俯瞰としました。今年初の大志集落俯瞰となり山道は砂利が引かれるなど整地されています。各観光パンフなどに載るようになり、以前のように荒れたままでは済まされないのかも知れません。途中の太郎布高原の日陰には雪が残っており、畑では行者ニンニクが生育していました。ワラビがぐんぐん育ちアザキ大根の花が咲き出せば、この高原も初夏の様相となるでしょう。


夜がそろりと降りてくる ①」~ F5・SS1/80・ISO800 ~


車両は18:44頃通過の下り431D。到着時はまだ明るかったが、”秋の日は釣瓶落とし”と同様に、今の時期も短時間で暗くなり露出は目まぐるしく変わります。いつもは風景的に撮るなら引いた画角、列車を主にする際は只見川や右側の田んぼを廃し、集落に寄ったフレーミングで撮り、今回は夜の帳的なものを演出したかったので引いた画角としました。


夜がそろりと降りてくる ②」~ F10・SS1.3・ISO200 ~


431Dの通過から約10分経った景観です。①から更に引いた画角になるが、夕景でもなければこれだけ引くことはそうありません。家屋内の明かりを待つが、考えてみればカーテンがあるのでもっと暗くならないと窓からの明かりは零れないだろう。併しその時間帯までは待てないので、林の中からガサゴソと音が聞こえる前に帰ることにします。


只見線を撮り始める前は風景写真がメインであった。風景写真は天気予報を元にイメージする景観になるのを待てば良かった。併し鉄道風景は列車通過時の景観が全てとなてしまう。通過前に様々なイメージを膨らませても、一瞬で良し悪しの答えが出てしまうのかも知れない。従ってベストアンサーを求め同じ場所に何度も通うことになるのか、例えば今回の画像、個人的には川面中央から奥の小波が気に入りません。尚↓動画はオート露出なので川に反射する夕焼けの色合いが反映されないようです。


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